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【世界の】語ろうぜ【怪奇現象】

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2009年08月25日
【世界の】語ろうぜ【怪奇現象】 




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 10:26:08.80 ID:rMH/5Jrs0


なんかないかな?
オーパーツとかUMAとか






2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 10:30:36.10 ID:rMH/5Jrs0

黄金スペースシャトル

コロンビアの古い遺跡から発掘された、飛行機や宇宙往還機を思わせる黄金細工
これを鑑定した動物学者のアイヴァン・T・サンダーソン博士は、他のどの生物とも似ておらず、
三角翼と垂直尾翼がありジェット機やスペースシャトルにも見えるといったことから、
「ベル・ヘリコプター」の設計者として知られるアーサー・ヤングに検証を依頼した。
彼の検証の結果は、航空力学の理にかなった形状をしているというものだった。


ロマンあるよな






3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 10:38:43.49 ID:rMH/5Jrs0

幽霊船メアリ・セレステ号


1872年11月4日、ニューヨークからジェノバに向けて出航したメアリ・セレステ号。
約一ヵ月後、乗組員が跡形もなく消えてしまう。
船の船長室には、船長夫人のオルガンがまだ楽譜を載せたまま、ミシンはテーブルの上に、娘のおもちゃはきちんと片付けられていた。
また、咳薬の壜が栓が空いたままこぼれもせずにおいてあった。
乗組員の部屋も同様に整頓されており、洗濯物はロープに乾いた衣類はきちんと寝棚につんであった。
厨房では、朝食の用意をしていたようだが、食卓には半分しか出されていなかった。
船長のゆで卵は先端をきれいに切りとってさえあった。
皿や装飾品も壊れていない。
反乱があったわけでもなさそう。
現在まで数多くの説、海賊襲撃説、巨大いか説、氷山での事故説、伝染病説、船長乱心説…等の説が述べられているが、真相を解明するには至っていない。



やばくね?
なんで?ねぇなんで?





 
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 10:42:18.33 ID:rMH/5Jrs0

 4ヶ月の昏睡状態から目覚めた、ある子供の臨死体験


1992年7月、イタリアのイストラナで、5歳のピエトロ少年は自転車に乗っていた時、車にはねられて大怪我をし、病院に運び込まれた。
治療にあたった医師団によると、極めて難しい状態である。そのまま昏睡状態は続き、なかなか意識は戻らなかった。

それでも家族は望みを捨てきれず、必死に介護を続ける。
そして事故から4ヶ月経った11月のある日のこと。ピエトロ少年はついに意識を取り戻した。
だが、意識は取り戻したのだが、側で看護をしていた父親に向かって奇妙なことを話し始めた。むろん、この4ヶ月の間に彼が意識の中で経験した出来事である。
ピエトロ少年の話によると、事故に会ってから彼は、大きな光のトンネルのようなものを通って天国に行ったという。
その天国はすごく綺麗なところで、そこですでに死んでいる、おじいちゃんとおばあちゃんに会ったというのだ。
顔は家に飾ってある写真と同じだったので、すぐに分かったらしい。
天国には常に楽しい音楽が流れていてすごく気持ちよかったのだが、
おじいちゃんとおばあちゃんが「まだここに来るべきではないよ。お父さんとお母さんのところへお帰り。」
と言ったので帰ってきていたら目が覚めたと言うのだ。





6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 10:43:15.67 ID:rMH/5Jrs0



更にピエトロ少年は、天国にいる間、祖父母と一緒に遊んだこと、一緒に歌った歌の話などもし始めた。

「この歌がおばあちゃんが大好きな歌だったんだ。」と言って父親の前でその歌を歌ってみせると、彼の父親は腰が抜けるほどびっくりした。
その歌は昔、父親が子供のころ母親(ピエトロのおばあちゃん)によく歌ってもらっていた子守歌だったからだ。
ピエトロの前で歌ったこともないし、そんな昔の歌を知っているわけがない。
また、おじいちゃんの脚が悪かったこと、話を聞く時に耳に手を当てる癖があること、おばあちゃんの身体に変わった形のあざがあることなど、
知らないはずのことを次々と話した。またそれだけではなく、ピエトロは自分が生まれた時にはすでに死んでいた親戚の人たちの特徴や癖も詳しく語ったのだ。

「死後の世界は夢を見ていただけだ」、という説もあるが、この場合は、死後の世界で本当に故人に会ったと考えなくては説明がつかないような事件である。






7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 10:47:06.32 ID:rMH/5Jrs0

二人の人間の精神が、お互いに一瞬にして入れ替わる「人格の入れ替わり」


これは、イタリアのジェノアとナポリという、二つの都市で起こった事件である。

まず、ジェノアには、ニネッタ・ブッジという30歳の女性いた。彼女は、自分の家のベランダに出ていた時、突然カミナリが近辺に落ちて、そのショックで気を失ってしまった。
すぐに病院へ運び込まれて治療を受けたが、彼女は気がついた時から妙なことを話し始めたのだ。

「私はニネッタ・ブッジという名前ではありません。私の名前はジコーラ・ムッセーノと言います。
住んでいる場所はナポリです。駅に行く途中に突然カミナリにうたれて気を失ったのです。」

名前も住所もカミナリにうたれた時の状況も、事実とまるで違うことを口走り始めたのだ。
いくら質問しても、自分は「ニネッタ・ブッジ」という人物ではないと言い張る。

結局精神が錯乱しているという結論になり、彼女は精神病院へ入れられることとなった。

そして、そのブッジ夫人がカミナリにうたれたのと全く同じ時刻に、今度はナポリで、ジコーラ・ムッセーノという39歳の夫人が、
駅に向かって歩いている途中、やはりカミナリにうたれてそのまま失神してしまった。彼女も同じように病院へ運び込まれ、そして気がついた時に発した言葉は・・。





8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 10:50:40.94 ID:rMH/5Jrs0

「私はジコーラ・ムッセーノという名前ではありません。ニネッタ・ブッジといいます。ジェノアに住んでいます。
私は自宅のベランダに出ていた時にカミナリにうたれて気を失ったのです。」

彼女もまた同じく事実とは全く違う主張を始め、色々な検査の結果、先のブッジ夫人同様、
精神が錯乱しているということで精神病院に入れられることとなった。
この二人がたまたま同じ病院に入院してきたため、お互いの人格が入れ替わっているという事実がこの時点で判明した。
もちろん互いに面識もなかったし、完全にアカの他人である。

つまりはカミナリによって、二人の精神は全く入れ替わってしまったわけだ。
そして入れ替わったのは性格だけではなく、お互いの過去の記憶までもが入れ替わってしまったのだ。

これはドイツのハノーバー心霊科学協会が発表した事実で、医学的見地からみても説明のつかない事件であるが、
このような人格の入れ替わりは世界中から多数の報告があるという。




koe4eeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
でも芸能人とかだったらいいな






9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 10:55:00.72 ID:rMH/5Jrs0

魚や葉、人間・・・上空から降ってくる異常な物体の数々


1999年8月18日、アメリカのノースカロライナ州のリンカーンという街で、トウモロコシの葉が大量に降ってきた。
そのトウモロコシの葉は、一つの巨大なかたまりのような感じで上空からまとまって落下してきて、中には1mくらいの大きな葉も含まれていたという。
しかもトウモロコシの実のついていない、葉だけの部分が大量に降ってきたのである。不思議なことにどれも、もぎたてのように青々として新鮮だった。
近くにはトウモロコシ畑などなく、なぜ実がついていなくて葉の部分だけがまとまって落ちてきたのか、原因ははっきりしていない。


1997年12月2日深夜、アメリカのマイアミ郊外のアパートが立ち並ぶ住宅街に、バーンという、何かが落ちてきたような激しい音が響きわたった。
びっくりした住人たちが外に出てみると、ちょうど塀(へい)の上の、数十cmの「厚さ」に当たる部分に、女性の死体があるのが発見された。

その女性は30~40歳くらいで、体重は50kgくらい。死体は二つに裂けており、状況や遺体の損傷具合からして高空から落下したことは間違いないのだが、
近くには飛び降りるような高層ビルなど全くない。

航空機から落ちたという事実もなく、しかもこの女性は落下する寸前まで生きていたということが調査の結果判明した。この事件も未解決のままである。



どう考えてもUFOですwwwwwwwwwwww






10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:00:27.59 ID:rMH/5Jrs0

透明な怪物に噛みつかれる女性


1951年の5月、フィリピンのマニラ。ある裏通りをパトロール中だった警官に、いきなりある女性が走り寄って来て腕にしがみつき、助けを求めてきた。
「助けて下さい!誰かが私に噛みついてくるんです!」

助けを求めてきたのは18歳の娘で、クラリータという女性だった。だが警官がよく聞いてみると、噛みついてくるといっても相手の身長も顔も服装も分からない。
男か女かさえ分からない相手が噛みついてくるというのだ。

聞き終わった警官は、クラリータを麻薬中毒患者かいたずらだと思い、まともに相手をしなかった。だがクラリータは必死で訴え続ける。

「嘘じゃないわ!ほら!この傷を見てよ!8カ所も噛んだ傷があるでしょ!」クラリータがあんまり熱心に訴えるので、とりあえず警官は警察署へ連行した。
ところが、警察署の一室に入ると、クラリータがまた叫び声を上げた。
「ほら!またあそこにいるわ!黒い何かが私に噛みつこうと迫ってくる!助けて!助けて下さい!」

言い終わった瞬間、クラリータは床の上につまづいて倒れ、そして今度は警官の見ている前で、肩と腕に噛み傷がいくつも現れ始めたのである。
その傷からは血がにじみ出て、唾液のようなものがべっとりとついていた。

さすがにこの光景を見ては警官も信じざるを得ない。その場にいた全員が青ざめて、すぐに警察署長と検察医が呼ばれた。
署長も検察医も、最初は全く信じなかったが、クラリータの身体を見てみると全身に10カ所以上の噛み傷があり、
しかもそのそれぞれに血がにじみ、首の後ろにまで噛み傷があったことから、「これは狂言や芝居ではない。」と悟ったようだ。

事件を目撃した警官たちが熱心に主張することもあって、クラリータはこの晩、警察署に泊まることになった。
そして翌朝、クラリータはまた悲鳴を上げた。





12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:02:05.52 ID:rMH/5Jrs0



「キャー!! またあの怪物が噛みついてくるわ!!」叫びながら逃げまどうクラリータを警官が飛びついて両側から押さえつけた。
しかし、次の瞬間、クラリータの手に傷跡が現れ、そしてついには、首筋から血がにじみ始めたのだ。警官達も見えない怪物に挑みかかってみたが、まるで手応えがない。

あちこち噛まれたクラリータは痛さと恐怖のあまり、そのまま気を失ってしまった。見えない怪物のことは、
たちまちマニラ警察署内で大騒ぎとなり、ついにはマニラ市長までが駆けつけて来た。

そして検察医も、一流の検察医が呼ばれ、クラリータの調査に当たった。全身いたる所にある、赤いアザや青いアザ、血や唾液の跡・・。
これらを丹念に調べたが、まぎれもなく何かに噛まれたような傷跡であった。
警察はクラリータを独房の中に入れ、完全に一人の状態にした。しかしこの怪物はまたしても襲って来たのだ。「キャー!! また黒い怪物が入ってきた!!」

クラリータの叫び声を聞いてすぐに署長や検察医、市長などが駆けつけてきた。
そしてやはり今度も、全員の見ている目の前でクラリータのノドに歯形が食い込んだかと思うと、次の瞬間、血が流れ始めた。
署長が、クラリータに噛みついているであろう、透明の怪物を追い払おうとしてクラリータの前で攻撃を加えたが、全く手応えがなかった。

そしてクラリータの身体には、腕、肩、脚などに次々と歯形が現れ、そして鮮血が吹き出していった。
見えない怪物の攻撃がおさまるまで、5分くらいであったろうか。その怪物が去った後、署長も市長も全身にびっしょりと汗をかき、脚はガクガクと震えていた。
この攻撃を最後にクラリータは、怪物からは解き放たれたようだ。その後、クラリータは精神病院に半年ほど入院して何とか全快し、
やっと普通の生活に戻ることが出来た。しかし、あの時の心の傷は癒えることはない。

身体に噛み傷が出来るというのは、ポルターガイスト現象の一種とも考えられるが、クラリータが見た、
「黒い怪物」とは一体どんなものだったのだろうか。この事件は、当時のマニラ警察署の事件報告書にも、特殊事件簿No.108号として記載されているということである。


お前ら・・・やめろよなw






52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:55:57.70 ID:LOFyeNx1O

>>10-12
ティンダロスの猟犬みたいだな





78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 12:35:59.73 ID:FmgWQHQ0P

>>10-12
これはあれじゃない
バキのリアルシャドーと一緒で思い込みの力じゃないの?たしか聖痕もそうなんでしょ





14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:05:01.25 ID:UlXacqPD0

腐らないミイラ、ロザリア・ロンバルドに一票
死ぬまでには見てみたい






15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:06:04.55 ID:rMH/5Jrs0

30年前の過去の世界に迷い込み、空中接触を起こした飛行機


1960年1月25日、アメリカのジョン・ウオールは、新しいセスナ機(182型機)に乗って、オハイオ州の上空を飛んでいた。
ゆっくりと旋回をしている時に、向こうの方から一機の飛行機が近づいてくるのが目に入った。

「あれは一体、どこの飛行機だ?」 ジョンは不思議に思った。
向こうから飛んでくる飛行機は、その当時では飛んでいるはずのない古い形の、
木製の翼を持ったレアード複葉機(ふくようき)だったからである。

「どうして今頃、あんな古い型の飛行機が飛んでいるんだろう。」ジョンは不思議に思った。そう思ったとたん、
向こうの飛行機も操縦がヘタなのか、ふらふらと機首を曲げ、ジョンの乗っているセスナ機に向かって飛んできた。

「危ない!」ジョンはとっさにセスナ機を急旋回させた。目前に相手の飛行機が迫ってくる。このまま衝突か・・!
と思われたが、なんとか危ういところで正面衝突だけは免れた。だが、すれ違いざまに、相手の飛行機の翼とジョンのセスナ機の翼は少し衝突してしまった。
衝撃がジョンの飛行機に走る。

「危なかった・・!」ジョンはひやっとしながらも、そのまま帰路についた。
そしてそれから3ヶ月後、ジョンは連邦航空局が発行しているニュースレポートを見ている時に、ある小さい記事を見つけた。その記事とは、
「オハイオ州のロークレス村の牧場の、古い小屋の中で30年前のレアード複葉機が発見された。」
というものである。

先日の件もあってこの記事に興味を引かれたジョンは、その、発見されたという古い飛行機を見に行くことにした。

村を訪れて、その小屋の中でジョンが見た飛行機とは・・まさにあの時、正面衝突しそうになった、
あの複葉機とまったく同じ型だったのである。そしてその飛行機の翼の部分には、何かにぶつかったような跡が残っていた。

まさかとは思ったが、ジョンは連邦航空局に連絡してその破損している箇所を調べてもらった。





16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:07:11.52 ID:rMH/5Jrs0

すると驚いたことに、その破損した箇所からは、ジョンのセスナ機の金属片が出てきたのである。
もちろん材質が同じであることも確かめられたし、翼に食い込んでいた破片はジョンのセスナ機の、もぎ取られた部分とぴったり形状が一致した。

また、その古い複葉機の中には飛行日記も残されていて、それに目を通してみると、最後の方の部分に
「1932年、1月25日。見たこともないような、奇妙な形をした金属製の飛行機と空中接触を起こした。」
と記載されていた。

連邦航空局がその飛行日記をFBIに送って調べてもらったところ、その日記の筆跡鑑定や、
インクの化学テストからも1930年代に書かれたものに間違いないと断定された。

あの時、ジョンの乗っていたセスナ機は、オハイオ州上空で突然タイムスリップし、1932年の過去の世界まで行って、
そこで過去の飛行機と接触し、そして再び30年後の1960年に戻ってきた、としか考えられないような事件である。






20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:13:07.66 ID:rMH/5Jrs0

失踪した母親・後に発覚した、無情で信じがたい現実


1889年5月。パリでは万国博覧会が開催されていた。ある日、海外を旅していた一人の女性とその娘が、インドに立ち寄った後、博覧会を見にパリを訪れた。
二人はホテルに到着すると宿帳に名前を記入し、342号室に案内された。342号室は結構豪華な部屋であった。

だがこの部屋でしばらくくつろいでいると、突然母親の方が気分が悪くなったと言い出してベッドにふせってしまった。
しばらくするとかなり苦しみ出したので、すぐに娘はフロントに連絡し、医者を呼んでもらった。医者が到着し、母親の診察を始める。

「あなた方はどこからいらしたのですか?」と医者に聞かれて「インドからです。」と答えると、何やら医者とホテルの支配人は、向こうの方でひそひそ話を始めた。
不安になった娘は「あの・・母は大丈夫なんでしょうか・・?」と聞いてみた。すると医者が言うには、
「実は・・私は今、この病気に有効な薬を持ち合わせていません。
私の家に帰ればその薬があるのですが・・しかしお母様は予断を許さない状況なので、今、私がこの場を離れるわけにはいかないのです。
誰か、その薬を取りに行ってくれればいいのですが・・。」ということだった。

すると娘はすぐに「分かりました。私がお医者様の家に薬を取りに行きましょう。」
と答え、奥さん宛に手紙を書いてもらって医者の乗って来た馬車に乗り込み、早々に出発した。

だが馬車の御者は緊迫感がないのか、随分ゆっくりと走る。娘は、いてもたってもいられない。
イライラしながらもようやく医者の自宅に着いた。そして奥さんにこれまでのことを話し、手紙を渡したが、ここでもまた随分と待たされた。
そして帰りの馬車もやっぱり遅い。結局往復に4時間もかかってしまった。





21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:15:11.45 ID:rMH/5Jrs0


ホテルに走り込み、支配人に「どうでしょうか!? 母の具合は!」と尋ねると、支配人は驚いた顔をして「お母様とは・・?
 一体何のことでしょう?」と反対に聞き返してきた。

「さっきまで医者に見てもらっていた私の母のことです! お医者さまに言われて薬を取りに行ってきたのです! あなたもその場にいたじゃないですか!」
と娘が言うと、

「いえ・・あなた様は最初から一人で来られましたよ。何か勘違いをされているのではありませんか?」と言われた。
「何を言ってるんですか! 私は母と二人でここに到着し、ちゃんと宿帳にも二人で名前を書きました! では、宿帳を見せて下さい!」
と言って宿帳を見せてもらったが、そこには母の名前はなく、娘一人の名前が書いてあるだけだった。
「そんなバカな・・!」娘は何がなんだか分からなくなってきた。
「では、342号室を見せて下さい! 母が寝ているはずです!」
あまりにも凄い剣幕で言うので、支配人は半ばうんざりしながら342号室に案内した。
そしてドアを開けてみると・・その部屋はさっきまで娘たちがいた部屋とは全く違う、完全に別の部屋であった。

ベッドもテーブルも装飾品も、何もかも全く違う。だが確かに部屋の位置はここで、ドアの番号も間違いない。
「これでも納得いきませんか?」と言われたので、今度はあの時の医者を呼んで欲しいと訴えた。
医者に「先ほど母を診察して下さったお医者さまですよね?」と尋ねると、「いえ・・? あなたのことは存じませんが・・。」と言う。
ここまでくると、一体何がどうなっているのか全く分からない。もう、娘は目に涙をいっぱい溜めて呆然と立ちつくしていた。

完全に理解不能になった娘は、パリのイギリス大使館に助けを求めた。警察に行って母の失踪届けも出した。
大使館でも警察でも真剣に訴えたが、誰も信用してくれず、結局娘は狂人扱いされてしまい、イギリスに強制送還させられ、そのまま精神病院に入れられることとなった。

この話は母親が実は霊魂だったというミステリーではない。後に事実が判明することになる。そしてこの事件の真相とは・・。





22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:16:15.90 ID:rMH/5Jrs0


娘はもちろん気が狂っていたのではなく、あの時確かに母親もいた。そして医者にも診察してもらった。
だが、医者の診察によると、その娘の母親は伝染病であるペストにかかっていたのである。

ペストは恐ろしい伝染病で、死亡率が60%とも90%とも言われている。
14世紀の後半にヨーロッパ全域に大流行した時には、当時の人口1億人の、実に4分の1近くが死亡したほどである。

この母親はインドでペストに感染してしまったらしい。事実を知ったホテルの支配人は青ざめた。
博覧会のすぐ近くでこのような伝性病患者が出たと知れたら、大騒ぎにになり、市内全ての飲食店が営業停止になってしまう。彼らにとっては死活問題だ。

そこで支配人は医者と共謀してニセの手紙を書き、とりあえず娘をこの場から去らせることにした。
御者にもわざとゆっくり走るように命じて送り出した。

娘のいない間に母親は息を引き取り、すぐさま遺体は外に運び出された。
支配人と医者は、市当局に駆けつけ、ことの次第を報告すると、ペストのことは絶対に他に漏らさないように、と厳命された。ホテルの従業員にももちろん、固く口止めした。

そしてすぐさま工務店が呼ばれ、娘のいない間に大急ぎで室内改装をして、あたかも娘が気が狂ったかのように仕立て上げたのだ。
娘にとっては、母親が消えてしまったばかりか、狂人として精神病院に隔離されてしまうとは、あまりにも気の毒な話である。



母ちゃん・・・






23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:16:21.19 ID:Ie1eEyYm0

>>21
伝染病だったためのホテル側の自演






24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:22:09.26 ID:rMH/5Jrs0

 多数の人間が忽然と消滅した、代表的な集団蒸発事件


●消えた30人のエスキモー
1930年12月、北カナダのモウンティ町から北の方へ600㎞ほど行ったところにある小さなエスキモーの村を、一人の猟師と騎馬警官隊が訪れた。

だが、不思議なことに、この村には大人と子供を合わせて30人くらいのエスキモーが住んでいたはずなのに、
人っ子一人おらず、村は完全に静まり返っていた。

そして村の小屋や、テントの中には、火にかけて、食べかけの鍋の中身がそのまま残っていて、すでに凍りついていた。
また、エスキモーの人々が、寒さをしのぐアザラシの毛皮の上着もそれぞれの小屋に全部残されていた。

また、エスキモーにとっては命綱とも言えるライフル銃も全て残されてあり、数十頭の犬は木につながれたまま餓死していた。
また、ソリや船もそのまま残されてあり、これら、生活にとって大変貴重な物を全て残したまま、30人全員がどこへ消えたのか今だに判明していない。

●3000人の中国兵
第二次世界大戦中の1939年10月。3000人の中国兵が汽車で南京の近くの広野に運ばれ、夜になって約3㎞に渡って、兵士たちは配置された。

そして兵士の配置も完了し終わって数時間後、司令官が宿舎から、再びその前線に戻ってみると、さっきまでいた、3000人の兵士たちが全て忽然と姿を消していた。

野原には、焚き火が燃え続けており、銃は全て投げ出され、また、地平線に至るまで、一つの足跡も発見出来なかったという。





25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:23:46.65 ID:rMH/5Jrs0



●雲に飲み込まれたイギリス兵
第一次世界大戦中の、1915年8月21日。トルコのアンザックの近くにある、サル・ベイ丘。

この日、341名のイギリス陸軍・ノーフォーク連隊がその丘の方へ向かって行進していた。そして連隊が進んでいくにつれて、丘の上にかかっていた灰色の雲がだんだんと下へ降り始めてきた。

その雲はやがて丘を完全に覆い尽くし、ノーフォーク連隊の数百名はその雲の中へ向かって行進しているかのようにも見えた。

だが、雲の中へ入り込んだイギリス兵は、それから一人も姿を現さないのである。この出来事は、イギリス軍側のニュージーランド兵22名が一部始終を見ていた。

一時間後、風が吹き始め、先ほどまで丘を覆っていた雲は、また段々と上昇し、すっかり辺りが見渡せる状態になった。

だが、確かにその丘に向かって行進していたイギリス兵は、一人もいなくなっていたのである。

ニュージーランド兵が見ていた場所からは数十㎞四方が広々と見えるよう場所であり、その付近に隠れるような場所など何もない。

341名全てが行方不明になったという通報を受けたイギリス軍はただちに調査隊を送り、

ノーフォーク連隊の行方を探したが、全く手がかりがなく、一人の死体さえ見つけることが出来なかった。

3年後の1918年、戦争が終結した時に、イギリス軍はノーフォーク連隊が、あの時トルコ軍の捕虜になったのではないかと思い、

厳しく追及したが、やはりそのような事実はなかった。

あの時、雲の中へ消えた341名の兵士はいまだに行方不明のままで、帰ってきた者も、また死体が発見された者もいないのである。






26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:26:36.33 ID:rMH/5Jrs0

洋服ダンスの中に広がる驚くべき光景・タンスに飲み込まれた少女キャロン


1967年8月21日。イギリスのドーセットシャーのプーレルという街に、ウォールという一家が住んでいた。
ウォール家ではこの日、一人娘のキャロンが7歳の誕生日を迎えたので、家でパーティを開いていた。

キャロンは、お母さんからフランス人形と、真珠の指輪をプレゼントしてもらって、大はしゃぎであった。
だがちょっと、はしゃぎ過ぎてしまい、キャロンはテーブルに置いてあった、赤いブドウ酒の入ったグラスをひっくり返してしまい、着ていた白いレースのドレスにこぼしてしまった。

キャロンは、汚れた服を着替えようとして、洋服ダンスの扉を開けた。だが、その洋服ダンスの中を見たとたん、そこにいた者達は全員驚きの悲鳴を上げた。

洋服ダンスの中には、いつも入っているような服など何もない。代わりに奇妙な空間が広がっている。
何か古ぼけたビルのある光景がそのタンスの中には映っていたのだ。

次の瞬間、キャロンの身体はそのタンスの中に引き込まれるようにして消えていった。全員あっけにとられて、わけが分からない。
だがキャロンは、この家から、今、目の前で消滅してしまったのだ。
そしてこの同じ日の8月21日。場所は変わってカナダのトロント市の、ある場所で奇怪な出来事が起こった。
建設会社の人たちが、古くなったビルを取り壊すために現場にやってきて、そのビルの一室のドアを開いた瞬間、見知らぬ少女がいきなり飛び出してきたのだ。

誰もいないはずのビルからいきなり飛び出してきた少女・・。建設会社の人たちは、迷子か行方不明者ではないかと思い、
すぐに警察に連絡して少女を引き取ってもらった。警察が駆けつけて来て少女の名前を聞くと、それはイギリスで、タンスの中に吸い込まれていったキャロン・ウォールであった。

すぐにイギリスに国際電話をかけて、キャロンの両親に問い合わせたところ、
「その少女は、フランス人形と真珠の指輪を持っていますか?そして服装は、白いレースの洋服を着て、その服が赤いブドウ酒で汚れていませんか?」

と聞かれて、まさしくイギリスで消えたキャロンであることが確認された。この事件は1967年にイギリスのBBCテレビで放送され、大変な反響を巻き起こした事件である。






27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:30:37.86 ID:rMH/5Jrs0

時間を超越し、20年後に厠(かわや)から帰ってきた男


寛延・宝暦(1748年から1764年)のころ、江州(滋賀県)の八幡に、松前屋市兵衛という男がいた。
ある日の晩この市兵衛が、夜中に厠(かわや = トイレ)に行きたくなり、女中に明かりを持たせて一緒に厠(かわや)へと行った。
市兵衛は厠(かわや)へ入り、女中は明かりを持って外で待っている。

ところが、いくら待っても市兵衛は厠から出てこない。しばらくすると、市兵衛の奥さんも心配になったのか、厠へとやって来た。
二人で厠の前で待っていたが、やはり市兵衛は出て来ない。さすがに心配になって「どうしたんですか。」と戸を叩いてみたが反応がない。
二人は思い切って戸を開けてみることにした。

不安をいだきつつも戸を開けてみると、そこには市兵衛どころか誰もおらず、完全にもぬけのカラである。
窓には格子がはまっているし、もしや便壺の中にでも落ちたのではないかと覗き込んでみたが、やはりいない。
付近を必死に捜索したが、完全に市兵衛は行方不明になってしまった。

それでも妻は、いつしか市兵衛が帰ってくるのではないかと思い信じて待っていたが、
やはり全くの音信不通で、ついに諦めて別の男と再婚してしまった。





28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:31:27.42 ID:rMH/5Jrs0



そして市兵衛が消えてから20年後。ある日突然、厠から
「おーい。おーい。」という、人の呼ぶ声が聞こえてきた。聞き覚えのある声である。

まさかと思い、妻は、不安と恐ろしさが入り混じりながら、思い切って戸を開けてみると、
そこには20年前に消えた市兵衛が・・・・消えた時の服装、そのままで厠でしゃがんでいたのである。

妻は、腰が抜けるほどびっくりした。だが目の前にいるのは、まぎれもなく市兵衛である。
とりあえず座敷に連れてきて事情を聞こうとしたが、市兵衛は「腹が減った。」と一言言っただけで、あとはメシを食うばかりだった。

そして食い終わってしばらく経つと、突然彼の身体の周りに煙のようなものが立ちこめ、
着ていた服がポロボロになってチリになり、市兵衛は丸裸の姿になってしまった。

その後市兵衛は、何事にもなかったかのように昔の生活に戻れたが、失踪していた20年間は、まるで記憶がないという。
こうして市兵衛の妻は、市兵衛と現在の夫と、二人の男に囲まれ、奇妙な生活を送ることになったという。



嘘くせぇぇぇwwwwwwwwwww






30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:35:26.52 ID:rMH/5Jrs0

連続5回の難破を生き抜き、怪我人さえ出なかったマーメイド号の奇跡


1829年10月16日、イギリスの帆船「マーメイド号」が19人の乗組員と共にシドニー港を出発した。
ところが海に出て4日目に突然嵐に巻き込まれてしまった。必至に舵をとり乗組員たちは懸命に頑張るが、
突然襲った大波にマーメイド号は暗礁に叩きつけられ、船は二つに裂けて、乗組員たちは全員海に投げ出されてしまった。

暗やみの中で必死にもがく乗組員たち。ふと見ると100メートルほど先に大きな岩が突き出ているのが見えた
。全員そこまで泳いでいき、凍えながらも岩にしがみつき、ひたすら救助を待った。その状態で3日過ぎたとき、
近くを航行中の「スイフトシュア号」に発見されて何とか全員救助された。

「ああ助かった・・。」マーメイド号の乗組員たちは全員肩をたたいて喜び合った。
スイフトシュア号は、マーメイド号の乗組員たちを乗せて再び動き出した。

ところがその5日後、せっかく救助してくれたスイフトシュア号は突然海図にもないような強い海流に巻き込まれ、
あっという間に岩礁に乗り上げてしまったのだ。合計32人の乗組員たちは船を捨て、なんとか近くの岸までたどりつくことができた。

この岸で助けを待っていると、今度はたまたま「ガバナー・レディ号」が近くを通りかかり、
2隻の船の合計32人の乗組員たちは無事救助されたのである。またしても助かった。
レディ号は定員を大幅にオーバーしてしまったが、2つの船の乗組員たちを乗せて再び出発した。
これで乗組員全員を合計すると64人になった。

ところが出発して間もなく今度はレディ号が火事に見舞われたのだ。
木材を積んでいたために火はあっという間に燃え広がり、それぞれが救命ボートに乗ってなんとか脱出した。

しかしこのたび難破したのは、大西洋のど真ん中に近いような場所だったので、さすがに3隻の船の乗組員たちはみんなあきらめムードであった。
全員がほとんど自分の死を覚悟したころ、今度は奇跡的にオーストラリアの船の「コメット号」が通りかかり、またもや全員が救助されたのである。





31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:37:11.64 ID:rMH/5Jrs0

 


3隻の船の乗組員を救助し、コメット号は出発した。ところがまたしても今度はこのコメット号が、
スコールに巻き込まれ転覆してしまったのだ。
乗組員たちは救命ボートに乗る暇さえなく、木切れに捕まって海を漂っていた。

いくらなんでも今度こそ、もう終わりだろう・・・誰もがこんな風に思っていた時、
なんと今度は18時間後に郵便船「ジュピター号」に発見されて、またもや全員救助されたのである。

最初のマーメイド号の乗組員からすれば4回目の難破ということになる。
だがこれまで不思議なことに、一人の死者も怪我人さえも出ていなかった。
出発したジュピター号の中でほっとしていたのも、つかの間だった。突然ジュピター号は暗礁に乗り上げ、
船の底には大きな穴があいてしまい、乗組員たちはまたもや海に投げ出されてしまった。

この時点で乗組員たちは、船長が5人、乗組員が123人の、合計128人となっていた。
全員岩にしがみついて助けを待っていると、今度はイギリスの客船「シティ・オブ・リーズ号」が通りかかり、またもや全員が救助されたのである。

リーズ号は100人あまりのお客を乗せて、イギリスからオーストラリアに向かって航行している最中であった。
マーメイド号の乗組員たちにとっては5度目の難破になるが、またしても助かったのである。

ところが奇跡はこれだけで終わらなかった。リーズ号に救助され、中に乗り込むとリーズ号の船医が乗組員たちに近づいてきてこう尋ねた。





32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:39:33.43 ID:rMH/5Jrs0

「君たちの中にイギリスのヨークシャー出身の人はいませんか? 実はこの船の中にはヨークシャー出身の重病人がいて、
 さっきからうわごとのように十年間会っていない息子の名を呼び続けているのです。
 誰かが息子の代わりになってくれれば少しは病状も持ち直すと思うのですが・・・、
 どなたかヨークシャーなまりの言葉を話せる人はいないでしょうか?」

その時マーメイド号の乗組員の一人が口を開いた。
「その重病人とはヨークシャーのどこの出身なんでしょう?」
「確かホイットピーという地名です。」と船医が答える。
「それはちょうどいい。私はそのホイットピー出身なんです。」
「それは偶然じゃありませんか! ところであなたは今、何歳ですか?」
「もうすぐ32になります。」
「年まで同じとは! それじゃ早速一緒について来てもらえませんか?」
「あ・・それから先生。僕が身代わりになる、その息子さんの名前はなんというのでしょう?」
「ああ、そうだ!名前はピーター・リチャードソンだ。ちゃんと覚えておいてくれよ。」
「ピーター・リチャードソンだって?!」青年はびっくりした。
「先生、別に身代わりの必要はありません。私がそのピーター・リチャードソンです。」
今度は先生の方がびっくりした。
「私は養父母に育てられたんですが、実は以前、私には本当の両親がいると養父母に聞かされたことがあります。」
すぐに先生とピーターはその重病人の婦人のもとへと急いだ。「ママ!僕だよ、ピーターだよ!」と、声をかける。
それまで瀕死の状態で、痩せこけていたその夫人はびっくりして叫んだ。
「お前は・・!私のピーター! 本当にピーターなんだね!」
ほとんど諦めかけていた状態から奇跡的にその婦人は回復に向かった。

人々は感動して口々に噂し合った。
「神様はこの親子を再開させるために5隻もの船を遭難に会わしたんじゃないのか?
 その証拠にあれだけ船が沈んでも、死人なんて一人も出なかったじゃないか。」と。

今度の船・リーズ号は難破はしなかった。無事港へたどり着き、奇跡的な再会を果たしたピーターとその母親はその後20年間も幸せに暮らしたという。






33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:40:07.14 ID:pOH24+Rg0

俺こういう怪奇現象結構信じる人間なんだけどお前らは幽霊って信じてる?





36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 11:41:20.71 ID:rMH/5Jrs0

>>33
信じたいけど、怖いから信じないwwwwww
こうゆうカイジ権は信じるけどね





37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:42:49.72 ID:01db0OFK0

>>33
信じてないけど話は好き





39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:44:23.61 ID:0ko0XVV0O

こういうミステリーってなんかロマンを感じるよね
特にタイムスリップ系は最高!!






40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:46:05.23 ID:Ie1eEyYm0

1985年、イギリスの南ヨークシャー。この年この地方では、奇妙な火事がひんぱんに起こっていた。
いや、奇妙な火事というよりも、奇妙な火災現場を残す火事と言った方が正しい。

住宅の中身が全焼するほどの火事であるにも関わらず、その中でたった一つだけ
無傷で焼け残った「ある物」が、しょっちゅう残骸の中から発見されるのだ。

その「焼け残ったある物」というのは、必ずしも同一のものではないが、一枚の「少年の絵」である。
だが少年の絵といっても別に特別なものが描いてあるわけではない。
キャンバスいっぱいに少年が顔が描かれており、その少年は半分泣いた状態である。
目に涙を溜めながらこっちを見ている、かわいらしい少年の絵だ。

なぜかこの絵画だけが、火災現場では、いつも焦げることさえなく焼け残っているというのだ。
この現象はすでに数十件にものぼっていた。ある消防士などは、この絵をあちこちの火災現場で7回も発見している。

絵が火事をおびき寄せているのかどうかは分からないが、この絵のことはヨークシャーの消防士の間では有名で、
消防士たちは決してこの絵を自宅に飾ろうとはしない。

1985年9月4日、イギリスの新聞である「サン」が、この現象のことを新聞で報道すると読者の反響はすさまじく、
問い合わせや同じ経験をした人からの電話が殺到した。

ミッチャム在住のある住人は、「この絵を買ってから半年後に我が家は火事に遭い、家は全焼しました。
壁に飾ってあった絵はすべて燃え尽きたのですが、泣く少年の絵だけは無傷で焼跡から発見されました。」と語った。
またキルバーン在住のある市民は、絵を買った翌日に火事に見舞われたという。






41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:46:21.55 ID:rMH/5Jrs0

6年間密室に閉じこめられていた、戦時中の不幸な事故


第二次世界大戦も終盤に近づいた1944年6月、ヒトラー率いるドイツ軍は、フランスの大西洋海岸・ノルマンディー地域の海岸線の防備を固めていた。
ヒトラーはそれまで陸路も空路も完全に遮断していたので、連合軍が乗り込んでくるとすればノルマンディー海岸しかないと読んでいたのだ。

海岸線防備にはロンメル将軍があたり、まず海岸線の一帯に鉄条網を張り巡らし、地雷も莫大な数を砂の中に埋め込んだ。
そして海岸には沿岸砲を並べ、海上には機雷を浮かべ、更に海の中には障害物をいくつも配置した。
そして更に、海岸の近くには、厚さ2ートルの壁で作られたブロックハウスをずらりと建築した。
このブロックハウスは、縦が5メートルから6メートル、横は4メートルくらいで、もし海岸近くで戦闘になった場合には、
全員がこのブロックハウスに立てこもり、最後の一兵までもが戦い抜くつもりだったのである。

だがこうした情報は、連合軍側が事前に察知し、空挺師団が空からパラシュートを使って次々降下し、敵地に攻撃をしかけていったのである。
虚をつかれたドイツ軍はたちまち大混乱に陥り、そのスキをついて海からも連合軍は上陸し始め、大量の兵士や車両、補給物資などが運び込まれた。
ノルマンディーの戦いは連合軍側の圧倒的な勝利に終わったのである。
そしてその戦いから6年が過ぎた。戦争の傷跡もだんだんと癒えたころである。
だがノルマンディーの戦闘の際に作られたブロックハウスは今だにその姿形を残していた。
なにしろ厚さ2メートルの壁で作られたものだから、そう簡単に壊れるものではない。

これらを撤去しようと思うのならば、一つ一つ爆破していくぐらいしか手がない。そんなある日、
海岸線に近いブドウ畑にあるブロックハウスを撤去しようと、この地に政府から役人が訪れた。

ブドウ畑に建設されたブロックハウスは、戦争の時に爆撃されたせいと6年間の歳月の間に半分くらいが土の中に埋もれてた。
このままではどうしようもないから、まずこのブロックハウスのまわりの土をどけて、その上で爆破しようということになった。

そしてまわりの土を取り除いていると、突然ブロックハウスの壁の一部が崩れ落ちてしまった。つまり壁の一部に穴があいてしまったのだ。
そしてそのあいた穴から、つんとするような匂いが立ちこめてきた。





42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:47:04.17 ID:Ie1eEyYm0

新聞で報道された5日後の9月9日。ボウトンのブライアン・パークス氏の自宅が火事に遭い全焼した。
焼跡からは「泣く少年の絵」が無傷で発見された。この絵のことを知っていたパークス氏は、怒りに任せて絵を引き裂いた。

10月9日。オックスフォードのグレース・マーレイさんの家が火災に遭い、彼女はやけどで入院。
彼女が部屋に飾っていた少年の絵は同じく無傷で発見された。

10月21日。グレート・ヤーマスにある、ピザ店から火災が発生。
店内にはいくつもの絵が飾られていたが、泣く少年の絵だけが残り、他の絵はすべて焼け落ちた。

10月24日。ヘリングソープのケビン・ゴッドバー氏の家が炎上。
この時もまた、同じ壁に何枚かの絵が掛けられていたにも関わらず、
少年の絵の両脇にかけてあった絵は二つとも燃え尽きていたのに、少年の絵だけはそのまま残っていた。

10月25日。マーシーサイドのアモス家が、おそらくガス漏れであろうが、突然爆発し、炎上した。
この家にはリビングルームと台所に二枚の少年の絵が飾られていたが、二枚とも無傷のまま残っていた。





44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:48:03.43 ID:rMH/5Jrs0

何かが腐ったような匂いではなく、何か生き物特有の・・いかにも中に生物がいるかのような・・そんな匂いだった。
「まさか中に生き物がいるわけがない・・。ブロックハウスは6年間、完全に外の世界と遮断されていたのだ。
仮に6年前に人間がここに閉じ込められていたとしても、もう生きているわけがない・・。」

そう思いながらも政府の役人は、あいた穴から中を覗き込んでみた。すると・・・中で何かうごめく者がいる。よく見ると、明らかに人間である。

「生きた人間がいるぞ!」役人は叫んだ。すぐに壊れた壁の部分をさらに拡大して、中の人間を救出すべく、
役人と作業員がブロックハウスの中に入って行った。確かに生きた人間はこの中にいた。それも二人。だが、床にはミイラ化した4体の死体もそこにはあった。
だが、それぞれがもう、まともな人間ではなくなっていた。生きていたとはいえ、二人ともほとんど言葉も喋れず多少動き回るだけで、ほとんど人間らしさを失った状態になっていた。

しばらくするとそのうちの一人がかすかに正気を保っていたので、話を聞くことが出来た。
事情を聴いてみると、その6人はブロックハウスを建設するために集められた土木作業員である。

彼らが作業をしていると突然戦闘が始まり、びっくりしてこの中に隠れたらしい。
そしてこの中でしばらくじっとしていたら、辺りが静かになったので、闘いは終わったものだと思って外に出ようとした。ところが扉がビクともしない。

爆撃されたために周りの土がブロックハウスに覆いかぶさり、扉を外から塞いでしまったようなのだ。
6人がかりで大声で助けを求めるが、誰も気づいてはくれない。幸いにもここは倉庫だったらしく、小麦粉や缶詰、ロウソクやマッチ、そして米などが莫大な量、蓄えられていた。
彼らはロースクの火で小麦粉を焼いてパンのようなものを作り、それを主な食物としてずっとここで生活していたというのだ。
上からわずかに光が差し込んでいたために失明は免れたものの、そのうちだんだんと皆、喋らなくなり、大脳の働きも衰え、動くこともほとんどなくなった。

そのうち1年2年と経つうちに、体力の弱った者から死んでいき、閉じ込められていた6年間に4人の人間が死んでいった。

助けだされた2人であったが、1人は完全に脳に変調をきたし、病院に運ばれて手当てを受けたが、回復することはなかった。
そしてかすかに正気を保っていた、もう1人も、それからほどなくして死亡してしまった。

厚さ2メートルの壁で完全に外の世界と遮断され、すぐ横を人が通りかかっても全く気づいてもらえなかったブロックハウス・・・。
脱出不可能な状態での6年間、彼らは何を思い、そして死んでいったのだろうか。






45 名前:1/2[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:50:44.54 ID:Ie1eEyYm0

アラビア半島南の石油産出国である、イエメンの国王を務めていたイマーム・ヤフヤー王(1869年 ~ 1948年)。
この、イエメンの国にはある有名な占い師がいた。占い師というより、予言師といってもいいくらいの人物だった。

幼い頃、ヤフヤー王は、この占い師から「決して自分の写真を撮られてはなりません。
もし誰かに写真を撮られたら、あなたは不慮の死を遂げることになるでしょう。」と予言された。

この予言を完全に信じたヤフヤー王は、これ以降、決して人に写真を撮らせないように最大限の配慮をしていた。
だから国民も、ヤフヤー王の顔を見たことがなかったのだ。

だがある時、国王に面会を許された、あるイタリア人の画家が、その面会中に国王の顔を完全に覚えてしまい、
面会が終わってからすぐに国王の肖像画を描きあげてしまった。
ヤフヤー王にしても、写真は撮られないように注意してはいたものの、絵にまでは考えが及ばなかったのだ。

この肖像画は、後にアメリカのリプレーという作家の元に渡った。
リプレーというのは当時のアメリカの人気作家で、世界中の不思議な事件や奇妙な風習を
文書や漫画にして発表しており、これが大変な人気を博してした。

リプレーはこの当時、新聞に「信じようと信じまいと」というタイトルのコラムを連載しており、
このコラムに、「イエメンの国王は、自分の写真を他人に見られると自分が死ぬと信じているため、
この国の国民は誰も国王の顔を知らないのだ。」という記事と共に国王の肖像画を新聞に掲載してしまったのだ。





46 名前:2/2[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:51:36.30 ID:Ie1eEyYm0

確かに写真ではないが、絵という媒体を通じて国王の顔は多くの人の目に触れることになってしまった。
この記事が掲載されたのは1948年2月20日。

そしてアメリカで記事が掲載されたちょうどこの日、全くの偶然か予言通りなのか
イエメンにクーデターが起こり、ヤフヤー王は反乱部隊の手によって殺害されてしまった。

クーデターは、王位継承を狙う一人の王子の陰謀であり、このクーデターによってヤフヤー王自身と、
16人の息子のうちの3人が暗殺されてしまったという。

ヤフヤー王殺害のニュースはその日のうちにアメリカに伝わり、夕刊に記事が掲載された。






47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:52:12.95 ID:rMH/5Jrs0

中に家ごと埋められながらも、33年間生き抜いた二人の老人

1783年(天明3年)、浅間山は大噴火した。噴煙は、上空1万メートルにまで達し、
その時に流れ出た溶岩流は、付近の村々をあっというまに覆い尽くし、約1200人もの命が失われた。
流れ出た溶岩流は、何もかも焼き尽くしながら吾妻川へと流れ込み、
川の岸辺には溶岩と一緒に運ばれてきた凄まじい数の死体と、家屋の残骸が打ち上げられた。

特に火口付近に近かった鎌原(がまはら)村は、わずか十数分の間に村全体が溶岩流に覆われ、
この村だけで、477人の犠牲者を出した。だが、村人たちが全滅したわけではなく、何とか93人ほどは、近くの高台に非難し、命拾いしたという。
その後、火山の山麓付近では約3ヶ月間に渡って煙がくすぶり続け、歴史的な大災害となったのである。

そして歳月は流れ、ようやくこの大噴火も昔話となりつつあったころ、鎌原(がまはら)村で、驚くような事件が起きた。
ある夏の日、一人の農民が井戸を掘ろうとして、ひたすら土を掘り起こしてした。
だがしばらく掘っても、全く水が出る気配がない。更に、もうちょっと掘ってみると土の中から瓦(かわら)が出てきた。
おかしな物が出てきたもんだと思い、穴を横に掘り広げてみると、今度は屋根が出てきた。
家が丸ごと、この下の埋まっている・・そう直感した農民は屋根の一部を壊して穴をあけてみた。

中を覗き込むと、その下には家のような空間が広がっており、人間が二人ほど底の方でうごめいているのが見えた。
すぐに付近の人を呼び、この老人を助け出して事情を聞いてみると、びっくりするようなことを語りだした。
「何年か前、浅間山が大噴火をした時に、一家6人でこの倉庫の中に隠れたが、そのまま地中に埋められてしまった。
横に穴をあけて逃げることも出来ず、ずっとここで暮らしていたのだ。
幸いここは倉庫で、米も3000俵あり、酒も3000樽ほどあったので、これらを食いながら今まで生きながらえてきた。
4人はすでに死んでしまったが、我々は再びこうして地上に出ることが出来て、また皆さんと会うことも出来て無上の喜びを感じている。」

老人たちが発見されたのは文化12年。浅間山の大噴火から33年後のことである。
老人たちの話が本当だとすれば、この二人は実に33年間もの間、地中で暮らしていたことになるのだ。

この話は、江戸時代の狂歌師・大田蜀山人(おおた・しょくさんじん)が書き残している事件である。







49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:54:19.36 ID:rMH/5Jrs0

瞬間移動した二人の人間「シタデル城殺人事件」




西インド諸島のハイチには、「シタデル城」と呼ばれる小さな城が立っていた。この城は元々は黒人が建てた城で、
ここの城主は生前、自分の命令に従わない白人を次々と虐殺しては、近くの池にその死体を投げ込むというようなことを平然と行っていた。

その池の水が血のように真っ赤であるのは、そういた因縁があるのではないかという・・いわばいわく付きの城と池であった。

1952年6月、この地を4人の人間が訪れた。ジョゼフ・クルーゾーとその妻のマリー、それに二人の助手である。
4人は仕事でこの近辺を調査するために訪れたのであるが、仕事中、突然ジョゼフの気分が悪くなってしまった。

「少し休んだ方がいいかもしれない。4人は池のほとりに座って休憩をとることにした。妻のマリーが、
「ジョゼフは私が見てるから、あなた達二人はちょっとその辺でも散歩してきたら?お城の方を見物してきてもいいわよ。」
と言うので、二人の助手はとりあえずその言葉に従い、この付近を散策してみることにした。

助手たちがしばらく歩いて池の方を振り返ってみると、マリーは夫の横に座ってはいるが、何か池の方をじっと見つめているようだった。
「別に状況は変わってないみたいだ。」
そう思い直して、また二人は向きを変え、歩き始めようとした瞬間、突然後ろから「パーン!」という銃声が響いた。
びっくりして助手たちが振り返ってみると、マリーは、まだ硝煙の立ち上る銃を手に持ったまま呆然と立ちすくんでいた。
助手たちはすぐにマリーの元へ駆けつけた。しかし、当のマリーは、
「私、ジョゼフを殺してしまった・・。殺してしまった・・。」とつぶやくばかりだった。

だがよく見ると、目の前に横たわっている死体はジョゼフではない。なぜかその場には、城の管理人であるレオンという男が、胸を撃ち抜かれて死んでいたのである。






56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:03:25.13 ID:rMH/5Jrs0



さっきまでそこで寝ていたジョゼフはどこへ消えてしまったのか・・。
そしてなぜ城の管理人であるレオンがここにいて、今、この場で死んでいるのか・・。全く理解が出来ない出来事だ。
マリーは殺人の現行犯で逮捕された。たが、マリーに詳しく事情を聞いてみると、その話は全く理解に苦しむものであった。
「あの時私は、じっと池の水を見つめていました。
すると、池に映った私の顔がみるみる醜い男に変化したのです。そしてその醜い男は、いきなり池から出てきて私の首を絞めたのです。
それから後のことは覚えていません。きっとジョゼフの持っていた銃をとっさに取って、その醜い男を撃ったんだと思います。
私にもわけが分かりません。一体なぜ、こんなことになってしまったのか・・。」
ところで撃ち殺された、城の管理人レオンの方であるが、あの日、時計が午後2時を打った時、
レオンの妻は、城の庭で草木の手入れをしている夫をはっきりと目撃している。

マリーが池のほとりでレオンを射殺したのは午後2時5分。城と池は約2km離れている。
徒歩で、5分で2kmの道のりは行けるわけがない。しかも、二人の助手が、マリーとジョゼフの間を離れていたのは、ほんの1分か2分の間である。

そして何よりも奇妙なことは、ジョゼフは一体どこへ行ってしまったのか。
警察も大がかりな捜索を行ったが、結局その姿は発見されず、行方不明ということになってしまった。
マリーは取り調べを受け、精神鑑定を受けた結果、病院に収容された。
それから半年後のある日、アメリカの調査団がこの城を訪れた。この調査団は、
マリーの殺人事件とは無関係で、学術的な見地から、この城そのものを調べにきた調査団である。

調査団は城の中に入り、あれこれと調べているうちに、何十年も誰も入ったことのない地下牢の方へと調査が進んでいった。
ある地下牢のカギをあけたところ、その中に一体の死体を発見した。調べてみると、それはなんと半年前に行方不明になったジョゼフの死体であった。
死体は白骨化し、変わり果てた姿になっていたが、服や持ち物などからジョゼフであることが断定された。

しかし、この地下牢は、何十年も開けられた形跡がなく、第一かけられたカギはすでに錆びついてしまっている。
なぜこのような場所にジョゼフの死体があったのか。そして撃ち殺されたレオンは、どうやって5分で2kmもの道のりを移動したのだろうか。
結局この城の殺人事件の謎はいまだに解明されていないのである。






50 名前:1/3[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:54:20.93 ID:Ie1eEyYm0

1910年代。黒海に面したオデッサ湾で、不気味な噂が広がっていた。
「オデッサ湾の海底に幽霊が現れる」という噂だ。
港ではなく、海底に現れるというのは、当時の潜水夫たちが海にもぐって作業をしている時に何度も目撃しているからだ。

しかもこの幽霊は一人ではなく、潜水夫たちが作業をしていると、
何体もの霊が行列を作って迫ってくるという恐ろしいものであった。
中には驚きのあまりショック死してしまった潜水夫もいるという。

1917年、イギリスの駆逐艦がオデッサ湾に入港した。
港について錨(いかり)を下ろしたところ、その錨は海底の泥の中に深くうずもれてしまい、
引っ張り出そうとしているうちに鎖まで切れてしまった。

駆逐艦の乗組員たちが困っていると、マラディという名の潜水夫が名乗りをあげ、
「俺が海底にもぐって錨を引き上げてきてやる」と言う。
オデッサ湾の海底は、泥がとても柔らかく、作業しようにも足がずぶずぶと泥の中に埋まってしまって困難を極める。
それに加えてあの噂・・。

もちろんマラディは、それらの全てを承知の上で名乗りをあげたのだ。
それに「幽霊が出るならそいつを見てやろう」という挑戦の気持ちもあった。

作業は始まった。マラディは鉛入りの重い靴をはいて海中にもぐり、まずは錨を探した。
思った通り、海底の泥は柔らかく、足がずぶずぶと沈んでいく。
必死に動いて錨を探していると、前方に何か縦長の物体を発見した。





51 名前:2/3[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:55:43.84 ID:Ie1eEyYm0

あった!」錨を発見した・・と思ったが、それは探していた錨ではなかった。
なんとそれは、人間の男たちで、男たちは潜水服も身に付けず、
普段着のままで海底に立っていたのだ。しかも何人もいる。

男たちは異様に真っ白な顔をしており、髪はぼさぼさに四方八方に漂っている。
そして二列に並んでマラディの方へ近寄ってくる!
実際に近寄ってきたかどうかは分からないが、マラディにはそう見えた!

噂の幽霊にものの見事に出会ってしまったのだ。
いくらマラディが自分から挑戦したといっても、心臓が張り裂けるほどに驚いた。
手を震わせながら命綱を引っ張り、引き上げてくれるように合図を送った。
海上に出るまでの時間がこれほどに長いと感じたことはなかった。

そして船に引き上げてもらうと、マスクをはずした瞬間恐怖で気を失い、
そのまま病院へ運ばれることとなったのだ。





53 名前:3/3[] 投稿日:2009/08/24(月) 11:57:05.14 ID:Ie1eEyYm0

しばらくしてマラディは退院したが、彼はそのまま故郷であるアメリカへ帰ってしまった。
時間の経過とともにあの時の恐怖も少しずつ癒(い)え、そしてそれから30年の歳月が経った。
マラディはある会社の会長になっていた。

ある日マラディは縁あって、ロシア人の老医師と知り合った。しばらくしゃべっていると、
その老医師は若いころオデッサの病院に勤務していたということがわかった。
しかもその病院も、幽霊が出るという噂があった病院だ。

マラディも若いころの記憶がよみがえり、自分の経験したことを医師に喋ってみた。
病院の幽霊と海底の幽霊と、何か関係があるのではないか、と。

そして医師から聞かせてもらった話は驚くべきものだった。
時は第一次世界大戦末期。ロマノフ王家の人々は次々と殺害され、革命政府が実質的に実権を握った。
革命政府は各地で弾圧を行い、国内の反乱分子を次々と捕らえ、片っ端から投獄した。

だが捕らえた人間があまりにも増えすぎて、彼らが牢に入りきらなくなると、
今度は二人一組にして足を鎖でつないで敷地内に放置した。
だがそれでも反乱分子の数は多く、これまた収容しきれなくなると政府はついに最終手段に出た。

捕らえた人たちを射殺して、二人ずつ足を鎖でつないだまま、オデッサ湾に投げ捨てたのである。
その数は膨大なものであったという。そしてオデッサ湾は、近くの科学工場の廃液がそのまま流れ込み、
厚くよどんでいた。この廃液が海底の方に沈殿し、なぜか防腐剤の役割を果たし、死体を腐らせずにいたらしいのだ。

マラディが見たものは幽霊ではなく、大量に捨てられた死体だった。
それからまもなくしてオデッサ湾の海底から大量の死体が引き上げられたという。







54 名前:1/2[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:00:50.15 ID:Ie1eEyYm0

999年1月9日、イギリス。アンジェラという一人の女性が社会見学を兼ねて、
かつて牢獄として使用されていたという「グレイフェアーズ・カークヤード教会」を訪れた。

彼女はしばらく教会の中を見て歩き、そしてある一角に残されている一つの牢獄に足を踏み入れた時のことである。
突然彼女は息苦しさを感じ始めた。単に呼吸出来ないという息苦しさではない。
まるで「見えない手」で鼻と口をふさがれているような・・呼吸が出来ないような息苦しさである。

と言っても目の前には何も見えない。だが、確かに何かによって顔をふさがれているのだ。
そしてその謎の圧迫感は除々に下を降りていき、今度は首を絞め始めた。
彼女は訳も分からずパニック状態におちいった。

「まさか幽霊・・?」そういう感覚が頭をよぎりながら彼女は必死にもがき、
首をかきむしるように抵抗していると、突然その圧迫感はスーッと消えてしまった。
錯乱状態におちいっていた彼女は恐怖に怯えながら、その場にへたりこんでしまった。
もちろん、後は逃げるように自宅に帰っていった。

しかし・・彼女が自分の家に帰って鏡を見た瞬間、更にその恐怖は増した。
彼女の顔と首には、はっきりと人間の手の跡がついていた。
かなりの力で圧迫されたような人間の手形・・。この手形は数日間残っていたという。

この教会を訪れ、こういった体験をしたのは何も彼女だけではない。
1999年だけでも実に50人以上の人が見えない手によって顔をひっかかれたり、首を絞められたり、
肩や腰を殴られるという現象を体験しているのだ。





55 名前:2/2[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:03:17.45 ID:Ie1eEyYm0

この「グレイフェアーズ・カークヤード教会」はかつては教会でありながら、なぜか牢獄として使用されており、
獄中の中では拷問によって死に至った者も多くいるという。

また、冬も暖房器具が与えられずに病死していった者、満足な食事も与えられずに衰弱して死んでいった者など、
実際、この教会の中で不本意な死を遂げた者はかなりの数に昇るらしい。

数々の奇怪な現象はこれらの囚人の怨霊によるものなのだろうか。
確かに奇怪な現象が起こっているのは、かつて牢獄だった部屋と、その周囲に多発している。

牧師の話によると、17世紀に無実の罪でこの牢獄に入れられ、
そして獄中で死んだジョージ・マッケンジーという人物が怨霊となって教会内をさまよっているという。

しかし「教会」ということから、いつまでも怨霊をそのままにしておくというわけにもいかず、
1999年11月、牧師によって悪魔払いの儀式が行われた。
儀式の最中に撮られた写真に中に、「誰もいるはずのない部屋に人影が写っていた」という事件はあったものの、
儀式は執り行われ、それ以後この教会から怪奇現象は一時期消えた。

だが、年が開けてすぐの2000年1月26日、この悪魔払いの儀式を行った牧師が突然心臓発作で倒れ、
そのまま亡くなってとしまういう事件が起こったのだ。

悪魔払いは本当に成功したのか?それとも結果的に牧師は怨霊に負けてしまったのか・・本当のところは謎のままである。






58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:07:54.47 ID:rMH/5Jrs0

驚異的な偶然・16年前の小説が一隻の船を救った


かつてジョン・パーミントンという人気作家がいた。彼の書く小説は評判も上々で、売れ行きも決して悪くはなかった。
ある日彼が、最新作「海の英雄」を書き上げた時、この小説をもっと効果的に宣伝する方法はないものかとあれこれ考え始めた。

そしてこの時彼が思いついた方法というのは、小説の一部を抜粋して紙に書き、それをビンに入れて海に流すという方法であった。
流されたビンは海流に乗って色々な場所にたどり着き、国境を越えて多くの人々が読むかも知れない。

まさしくロマンチックで夢のある宣伝方法である。小説の一部を入れたビンは全部で2000個ぐらい用意され、それぞれが海に流された。
そしてこの、手の込んだ宣伝方法は効果を上げ、最新作「海の英雄」は、かなりの売れ行きを示したのである。
そしてそれから16年後、偶然にも小説と同じ名前の「海の英雄号」は実在し、航海に出ていた。
この「海の英雄号」は、大西洋からマゼラン海峡を通過して太平洋へ渡り、そしてインドへと向かっていた。
しかしこの航海中に大変な事件が起こってしまったのである。

日ごろから船長と仲の悪かった、ある下士官の一人が謀反を企て、水夫たちと一緒にその船を乗っ取ってしまったのだ。
船長や航海士の多くは殺され、船は航路を変更してアマゾン川をさかのぼることとなった。

そしてところは変わり、この事件とほとんど同じ時刻、すぐ近くの海域ではブラジルの戦艦「アラグリア号」が航海中であった。
午前8時、「アラグリア号」の水兵が、水温を調べるために海水にバケツをつけて水を汲み上げている時に、波に漂う小さなビンを発見した。
何だろうと思い、ビンを拾い上げてみると中には小さな紙切れが入っていた。





59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:09:26.56 ID:rMH/5Jrs0


どうやら紙切れには英語で何か書いてあるらしいが、水兵は英語が読めない。そこで艦長に報告し、この紙切れを艦長に手渡した。
艦長がその紙切れを読んでみると、「海の英雄号」からの緊急発信であった。

「船で反乱が起こった。私は奴らに殺されるかも知れない。一等航海士も船長も殺されて海に投げ込まれた。
私は二等航海士であるが、船をベレンへ向けるために生かされている。至急救助願う。現在位置は〇〇。海の英雄号。」

アラグリア号の艦長が確認を取ったところ、「海の英雄号」は、実在する船であることが分かった。メッセージに示されている現在位置もこの場所から近い。
「これは本物の救助信号だ!」アラグリア号の艦長はそう確信し、すぐに海の英雄号の救助に向かった。
そして2時間後、海の英雄号は発見された。反乱は確かに起こっていたが、アラグリア号の乗組員は全員兵士だったので圧倒的な力でその反乱を鎮圧し、他の乗客も救助することができた。

「この、ビンに入った手紙を発見してすぐ救助に飛んできたんだ!」
アラグリア号の艦長はそう言いながら二等航海士にその紙切れを見せた。だが当の二等航海士は、そのようなメッセージは書いた覚えがないという。
書きたくても常に見張らていたので、手紙を書いてビンに入れるような余裕はなかったらしい。

そこで生き残った者、全員に聞いても誰も見覚えがないという。
他の乗客の命を救った大変なメッセージであるのに、結局誰が書いたのか、分からずじまいだった。

だがそれから1年後、偶然その手紙の送り主が判明した。手紙の送り主は、海の英雄号の乗組員の誰でもなく、
16年前にジョン・パーミントンが、自分の小説「海の英雄」の宣伝のために・・あの時流した2000個のビンのうちの一つだったのだ。

このビンが海流に乗ってブラジルの方まで流されていき、16年前に書かれた小説と全く同じ事件があった場所まで流れつき、
そして小説のタイトルと実際の船の名前も同じ、そしてそのビンに入っていた小説の一部が救助を求める内容であったこと・・・
これらの天文学的な確率ともいえるような偶然が重なり、海の英雄号は救助されたのである。

この驚くべき偶然はイギリス本国でも報道され、大変な反響を巻き起こした。






60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:13:14.90 ID:rMH/5Jrs0

地下室に集められた死体コレクション、ベラ・レンツィの狂気


1900年代前半のルーマニア。あるところにベラ・レンツィと言う女性が住んでいた。
彼女は適齢期になると年上の実業家と恋愛の末に結婚し、めでたく子供も出来た。

一見幸せそうに見えた家族であったが、いつの頃からか近所の人たちは、
その家でベラの夫を見かけることが全くなくなってしまった。

いつ見ても家にはベラ本人と子供しかいない。不思議に思った近所の主婦が、ある日ベラに尋ねてみた。
「あの・・立ち入ったこと聞くようだけど、最近ご主人の姿を全然見かけないけど、お元気なのかしら?」と。

それに対してベラはこう答えた。
「夫は・・私に黙って別のところで愛人を作って、その人と一緒に外国へ行ってしまったわ。だからこの家には私と子供がとり残されたようなものなのよ。」
元々が派手好きな夫婦だったから、この言葉で近所の人たちも納得したようだ。
それからしばらくしてベラは、ある年下の男と再婚した。ところがこの男も数ヶ月するとまた姿を消してしまったのだ。

またもや近所の人の問いかけに、「あの男は別の女と一緒に家を出て行ってしまい、後から私に別れの手紙をよこした」、と説明した。
元々が浮気グセのある男だったので、今度も「あぁ・・やっぱり・・。」といった感じで周囲の人も納得したようだった。

そして3人目。この男とは結婚はしなかったが、同棲のような形で一緒にベラの家に住んでいた。
そしてこの男もまた、しばらくすると忽然と姿を消してしまったのだ。





61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:14:41.77 ID:rMH/5Jrs0

 
こうした形でベラの家には次から次へと新しい恋人が入ってきてはいなくなってしまった。
でも大抵は、どこから来たのか分からない男や外国人だったので・・それに近所の人たちも男が入れ替わるということに慣れてしまい、誰も何も疑いもしなかった。
ところが32人目の男は、たまたまこの街でも有名な実業家の男だったので、蒸発した途端、その男の家族が捜索願いを出してしまったのだ。
警察の捜査の過程で当然彼女の家にも捜査が入る。

そして・・彼女の家を捜索した警察はある部屋の光景を見て全員が驚愕した。
なんと彼女の家の地下室から35個もの棺(ひつぎ)が発見されたのだ。

そしてそれぞれの棺には、これまでこの家で忽然と姿を消した男たちの死体が入っていた。
棺にはそれぞれの死体の名前と年齢が書かれてある。
2人の夫に32人の恋人。そして最後の一つにはなんとベラの息子まで入っていた。警察も驚きを隠しきれない。
即刻彼女は逮捕された。後に自供したところによると、全員ヒ素で殺したのだという。

「この男たちが、私を抱いた腕で別の女を抱くのではないかと思うとたまらなかったのです。」裁判で彼女はこう自供した。
息子にしても、年頃になると別の女に取られてしまうのではないかと思い、殺して永遠に自分のものにしたかったらしい。


逮捕されるまで彼女は、夜になると毎日のように地下室に降りていき、ローソクで照らしながら、棺の一つ一つを開け、
殺した男たちの死体を見るのを毎晩の楽しみにしていたという。



メンヘラですな






62 名前:1/1[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:16:07.10 ID:Ie1eEyYm0

1761年、北イタリアのヴァンティミーリア地方。
この地方は冬になると極寒で雪に覆われてしまうため、秋になるとそれぞれの家庭の女性たちは
冬に備えて森に薪(たきぎ)を拾いに行くのが年中行事となっていた。

その日も仲のよい女性たち5人が、一緒に連れ添って森に薪(たきぎ)を拾いに行った。
そしてお喋りをしながら歩いていると、そのうちの一人の女性が突然叫び声をあげて地面に倒れこんでしまった。

すぐに他の4人の女性たちが、今倒れた女性を取り囲む。
だが、その倒れた女性の姿を見た時、4人は驚愕(きょうがく)した。
すでに死亡しているのがはっきりと分かるような無残な死体と化していたからだ。

その女性は、着ている衣服はズタズタに切り裂かれ、靴まで切り刻まれていた。
頭の部分は割れ、身体は何かの力によって引き裂かれており、内臓が飛び出していた。
腹のあたりはクチャグチャにつぶされて脚は折れ、骨が飛び出していた。

だが不思議なことに身体からはまったく血が出ていない。
すぐに警察を呼んだが、4人は口をそろえて「不信な人間は近くにいなかったし、
死亡する直前まで彼女には何も変わった様子はなかった。」と言う。
結局警察もお手上げ状態で、この事件は迷宮入りとなった。






63 名前:1/1[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:18:18.56 ID:Ie1eEyYm0

この世にもまれな奇跡を体験したのは、英グロスターのレスリー・ハックウェルさん。
2005年7月12日、ハックウェルさんは、家で心臓発作を起こし、グロスターシア・ロイヤル病院にかつぎ込まれた。

そして、心臓発作病棟につれていかれると、彼は、20分に32回も心臓停止を起こしたのだった。
医師は血栓溶解薬を使って必死の施術をしたところ、ハックウェルさんは、ようやく、ほんとうに生き返った。

「私は、この間、生きているわけでもなく、死んでいるわけでもない状態でした。
医師たちは、信じられない仕事をやってくれたと思います」とハックウェルさんは述べている。





64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:19:10.22 ID:rMH/5Jrs0

人間に危害を加え、殺人をおかす透明人間


1761年、北イタリアのヴァンティミーリア地方。この地方は冬になると極寒で雪に覆われてしまうため、
秋になるとそれぞれの家庭の女性たちは冬に備えて森に薪(たきぎ)を拾いに行くのが年中行事となっていた。

その日も仲のよい女性たち5人が、一緒に連れ添って森に薪(たきぎ)を拾いに行った。
そしてお喋りをしながら歩いていると、そのうちの一人の女性が突然叫び声をあげて地面に倒れこんでしまった。

すぐに他の4人の女性たちが、今倒れた女性を取り囲む。だが、その倒れた女性の姿を見た時、4人は驚愕(きょうがく)した。
すでに死亡しているのがはっきりと分かるような無残な死体と化していたからだ。

その女性は、着ている衣服はズタズタに切り裂かれ、靴まで切り刻まれていた。
頭の部分は割れ、身体は何かの力によって引き裂かれており、内臓が飛び出していた。
腹のあたりはクチャグチャにつぶされて脚は折れ、骨が飛び出していた。

だが不思議なことに身体からはまったく血が出ていない。すぐに警察を呼んだが、4人は口をそろえて「不信な人間は近くにいなかったし、
死亡する直前まで彼女には何も変わった様子はなかった。」と言う。
結局警察もお手上げ状態で、この事件は迷宮入りとなった。



プレデターですほんとうにあり(ry






69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:27:55.70 ID:rMH/5Jrs0

山で発見された、もう一人の自分の死体


イギリスに住むスティーブンという男性は、ある週末、ちょっと遠出をしてバードウォッチングを楽しんでいた。
彼はその日の夜は近くのホテルに泊まって、あすの朝に自宅に帰る予定だった。

だがホテルに到着したものの、彼は時間を持て余し、暇つぶしのつもりもあって、ちょっと友達に電話をかけてみた。

何回かコールすると友達は出てくれた。だが、彼が喋った瞬間、電話に出た友達はびっくりして叫んだ。
「なんで君から電話がかかってくるんだ?! 君は死んだんじゃなかったのか!!」と。

もちろん、スティーブンには、その友達が言ってる意味が分からない。

話を聞くと昨日、スティーブンの死体、つまり自分の死体がスコットランドのケアンゴーム山で発見されたというのだ。

山の中で発見された、その登山者の死体は、顔も体型もスティーブンにそっくりだったため、
連絡を受けて駆けつけた両親もその死体が自分の息子であることを認めた。
いや、両親だけでなく、一緒に駆けつけた親戚たちも、その死体をスティーブンだと断定したというのだ。

しかし親戚の人たちならともかく、仮にも実の両親が我が子の姿を見間違うだろうか。
いや、見間違えても不思議がないくらいに、その死体とスティーブンはそっくりだったのである。

顔と体型は見分けがつかないくらいにそっくりで、帽子、セーターなどの衣服も全く同じものを身につけていた。
そして下着までもまったく同じであり、腕時計まで同じメーカーの同じ物をつけていたのだ。

スティーブンが自宅に駆けつけたのは、ちょうど葬式が始まる前だった。
両親は、てっきり死んだと思っていた我が子に無事再会することが出来た。

この世に自分そっくりな人間が3人はいると言われているが、ここまでそっくりな人間は極めて珍しいパターンである。
だがこの謎の死体の身元は結局判明しなかったということである。






70 名前:1/2[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:29:07.42 ID:Ie1eEyYm0

ヨーロッパにノイシュバンシュタイン城という城がある。
この城はドイツのルドウィック2世という人物が建てた城である。
だが、当のルドウィック2世は、この城に100日程度しか住んでいない。

城が完成して3ヶ月あまり経った時、敵が攻めてきてルドウィック2世は捕らえられ、
ベルグ城というところに監禁されてしまったのだ。
そしてそれからしばらくしてベルグ城の横の湖で、ルドウィック2世は死体となって発見された。

脱走を図って湖で溺れたのか、それとも殺されたのかははっきりしなかった。
そしてそれから歳月が経ち、ノイシュバンシュタイン城にはルドウィック2世の幽霊が出るという噂が立ち始めた。

ある日、ドイツに住むエリザベータという13歳の少女が、母親と一緒にこのノンシュバインシュタイン城を見物にきた。
親子は城の中に入り、あちこちと部屋を見て回っていたのだが、いつの間にかエリザベータと母親ははぐれてしまった。

不吉なことにその日は6月13日。ルドウィック2世が死んだ日でもある。

母親は必死になって探したが見つからない。警察に捜索を頼むことにした。
ところがその日の夕方、エリザベータはもう一つのいわく付きの城「ベルグ城」の前に立っているところを発見されたのである。

ノイシュバンシュタイン城とベルグ城は、かなり遠い。車で走っても2~3時間はかかる。
なぜエリザベータはそんなところまで行ったのか?母親はエリザベータに聞いてみた。





71 名前:2/2[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:30:04.88 ID:Ie1eEyYm0

「あの時お母さんと一緒に城の中を見てまわってて・・
王様の居間を見てそれから王様の寝室に入ったんだけど、その時後ろから誰かが私の肩に手を置いたの。
振り返ってみると、それは別の部屋の肖像画で見たルドウィック2世だったわ。

びっくりしたけど、王様は、『もしよかったら一緒にいらっしゃい』と誘うので、
誘われるまま別の部屋に入ったら、そこにはピアノが置いてあって、しばらくピアノを聞かせてもらってたの。

すると突然、敵の兵隊らしい人がどかどかっと入ってきて、王様は捕まってしまって、
そのまま湖まで連れていかれて、そこで殺されてしまって・・。

でも死体になった王様は再び起き上がって、私に『もう、お帰り』と言って・・
そこで私、意識がなくなってしまって気が付いたらこっちの城の前に立っていたの。」

この話は13歳の少女が作れる話ではなく、霊と一緒に空間を飛んだというのだろうか。











泣けてきた……






72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:30:40.41 ID:rMH/5Jrs0

最も奇怪な人間消滅事件~地の底から聞こえる声


1880年9月23日、アメリカのテネシー州。牧場の経営者であるデビンド・ラング氏は、その日も自宅前の牧場を何となくぶらぶらしていた。
のんびりとぶらついている彼のすぐそばでは二人の子供が、この間買ってもらったばかりのおもちゃで遊んでいる。

そこへ向こうの方から馬車が近づいてきた。二人の友人たちがラング氏の家に遊びにきてくれたのだ。
ガラガラと音を立てて近づいてくる馬車に気づき、ラング氏の奥さんもすぐに家の中から出てきた。
友人たちが到着するとラング氏は手をあげ、にこやかに挨拶した。
「いらっしゃい。先に家の中へ入っててよ。私もちょっと馬の様子を見たらすぐに行くから。」
そう言い残してラング氏が馬の方へ向かって何歩か歩き出した時、突然奥さんが悲鳴をあげた。
「キャー!! あの人がっ・・!!、あの人が消えてしまう!!」

奥さんの悲鳴を聞いた二人の友人と子供達はいっせいにラング氏の方を振り向いた。

「消えてしまう!」と表現した奥さんの言葉通り、突然彼の足元から何か煙のようなものが立ち上り・・そして足元からみるみる透明になり、
まるで映画の特殊効果でも見ているような感じで、足・胴体・・と透明化し、そして頭の部分まであっという間にかき消えてしまった。

五人の人間が見ている目の前でラング氏は完全に消滅してしまったのである。

びっくりした友人たちと奥さんはすぐにその場所へ駆けつけたが、そこへは髪の毛一本落ちていない。
見渡す限り平坦な牧場・・隠れる穴など、もちろんない。わけが分からない奥さんは、地面に膝をついてワァワァと泣き叫んだ。





73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:31:53.51 ID:rMH/5Jrs0



すぐに近所の人たちを呼んで大規模な捜索をしてもらったが、やはり何も発見できなかった。警察ももちろんお手上げ状態である。
それからしばらく捜索は続けられたが、何の手がかりもないまま捜索は打ち切られてしまった。
奥さんはショックのあまり床にふせってしまった。

何ヶ月か経って近所の人たちからは葬式を出すように勧められたが、奥さんはあきらめきれず、
それでもまだ、「夫はいつか帰ってくるのではないか。」との期待は捨てきれなかった。

だが、それから七ヶ月後の1881年4月。その日子供たちは、たまたま父親の消えた場所へと行ってみた。
するとそこに黄色い草が生えており、その黄色い草は直径6メートルくらいの円を形どっていた。
「何だろう。」と思って見ていると、その時突然、地面から「グワーン」という不気味な声が聞こえてきた。

「パパの声だ!」そう直感した子供達は、「パパ、私よ!そこにいるの?!」「パパ!僕だよ!返事をしてよ!」と口々に呼びかけた。
子供たちが地面に向かって呼び続けていると、地面の中から
「助けて・・助けてくれ・・。」と、確かにあの懐かしい父親の声が聞こえてきた。

「お父さんは、この下にいる!」そう感じた子供達はすぐに母親を呼びに行き、一緒に叫んでみたが、返事があったのはあの一回限りだった。

奥さんも必死に叫んでみたが、いくら叫んでもラング氏の声はもう聞こえない。
あまりの恐ろしさに耐え切れなくなった奥さんは、とうとう牧場を売り払ってしまった。この蒸発事件は公式の記録として今も残されているという。




こええええええええええええええええええええええガクガク






74 名前:1/3[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:33:49.85 ID:Ie1eEyYm0

ロンドンの街を、ある一台の馬車が走っていた。馬車を操っているのはダドリーという男。
元船乗りで、2週間前にこの仕事に転職したばかりだ。

ある角を曲がると、突然馬車を引っ張っている2頭の馬がめちゃくちゃに暴れだした。
まるで何かに驚いたかのような様子で普通の暴れ方ではない。
当然その衝撃は運転席を直撃し、馬車を操縦していたダドリーは馬車から放り出され、
頭を地面に叩きつけられてそのまま即死してしまった。

事件を目撃した人の話によると、いきなり馬車の前に人間が現れたというのだ。
しかもその人間は全身を包帯で覆われた不気味な人影だった、と。馬はそれに驚いたのだ。

この事件は単なる事故として新聞に小さく報道されただけだったが、この記事を読んで震え上がった男がいた。
その男は、ある船の船長をしているラットという男だ。ラット船長はこの記事を読んだ瞬間、
「その包帯の男はディックだ!ディックに間違いない!奴が復讐にやってきたんだ!」と叫んだ。

ラット船長は、この記事を読んだ直後、すぐに自分の元で働いていたホーンという男を訪ねていった。

最初に馬車から転落死したダドリー、そして記事を見て震え上がったラット船長、そして元船乗りのホーンという男。
この3人には共通点があった。3人は同じ船に乗って働いていた時期があったのだ。





75 名前:2/3[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:34:38.33 ID:Ie1eEyYm0

1884年7月のある日、太平洋でピエロ号という船が転覆した。
その時の乗組員である4人がダドリー、ラット船長、ホーン、そしてディックだった。
4人は船が転覆した際、救命ボートに乗り込んで何とか命だけは助かったが、そのあとが地獄だった。
25日間、何も食べるものがなく、全員が飢餓状態におかれた。

このままでは全員が死んでしまう。そう考えたラット船長は、
「誰かが犠牲になって、残りの者はその死体を食べて生きのびよう」ということを提案した。
その犠牲になる者をくじ引きで決めようというのだ。

3人は賛成したが、その時に一番若いディックだけは反対した。
「人間の死体を食べるなんて冗談じゃない、そんなことをするよりはこのまま死んだ方がマシだ」と。

皮肉にもこの言葉が犠牲となる人間を決めたようなものだった。
ラット船長はディックが寝ているのを見計らってノドへナイフを突き立てて、あっさりと殺してしまった。
3人は、ディックの死体を切り刻んで食べ、飢えをしのいだ。





77 名前:3/3[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:35:51.43 ID:Ie1eEyYm0

それから5日後、彼らは別の船に救助された。
救助してくれた船の船長は切り刻まれた死体を見て状況を察したようだ。
3人は救助したが、死体の方は、いくら死体といえど放っておくわけにはいかない。

バラバラにされたそれぞれの部分を包帯でぐるぐる巻きにしてイギリスへ持ち帰ることにした。
3人は裁判にかけられ、いったんは死刑を宣告されたものの、
その時の状況を考えると叙情酌量の余地ありということで半年の禁固刑に減刑された。

まもなくラット船長は警察へ駆け込んだ。このまま自分を保護してくれというのだ。
事情を話しても最初は警察官も相手にしなかったが、ラット船長があんまり真剣に訴えるので
「一晩泊まるだけなら」ということで留置場へ泊まることを許可した。

留置場にカギのかかっていることを何度も確認し、ラット船長は眠りに入った。
だが深夜3時過ぎ、留置場からものすごい声が聞こえてきた。
警官たちが駆けつけてみると、そこには、目を見開き身体を硬直したまま、すでに死んでいるラット船長の姿があった。

手にはなぜか血のついた包帯を握り締めていたという。

そして最後に残されたホーン。彼は恐怖のあまり酒びたりとなり、とうとう病院に収容されることとなった。
しばらく入院生活を送っていたが、ある日、全身に包帯を巻いた男が彼の見舞いにやってきた。

包帯の男がホーンの隣に座り、何かを話しているのを同室の患者たちは目撃している。
そしてその男はいつの間にか消えてしまった。



その翌日、ホーンはベッドの中で死んでいるのが発見された。






81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:37:26.71 ID:wuXzsXDSO

桜の木の下には死体が埋められてる





82 名前:fusi(ry[quest quest] ◆Fusi..EYEs [] 投稿日:2009/08/24(月) 12:37:56.34 ID:KTKNqhrk0 BE:874157344-2BP(777)

sssp://img.2ch.net/ico/mi.gif
人体発火現象で燃え残った足とか
例え作り物であったとしても写真乗せんな匿名リサーチ200×さんよ





84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:40:20.21 ID:Lew3wmijO

>>82
小学生だった当時の俺はトイレに行けなくなった…
ズボンも燃えてなかったな






83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 12:39:34.90 ID:rMH/5Jrs0

一瞬にして7000kmの距離を移動した車


1968年6月1日。深夜、アルゼンチンの弁護士であるビダル氏とその夫人は、ブエノスアイレスの国道2号線を車で走っていた。
前を走るのは妹夫婦の車である。これから一緒に親戚の家にいいくところだった。

シャスコム市を通りかかったころ、急に周囲に霧が立ち込め始めた。ちょっと心配になって、
前を走る妹の夫が何気に後の方に目をやると、さっきまで後ろを走っていたはずのビダル夫妻の車がいない。

「あれ?にいさんたちの車がいなくなったぞ!?」
すぐに車を停めて待ってみたが、いっこうに走ってくる気配がない。
ますます心配になってあちこち走って探してみたが、やはり発見出来ない。

ただごとではないと感じ、妹夫婦はすぐに警察に捜索を頼むことになった。
そして近くの病院にもあちこち電話をかけ、事故に遭って運ばれてきた者はいないか問い合わせてみたが、そのような事故はどこにもないという。

まるでわけが分からないまま2日が過ぎた。そして6月3日の午後、妹夫婦に一本の電話がかかってきた。
メキシコシティのアルゼンチン領事館からの長距離電話だった。

「こちらはメキシコシティのアルゼンチン領事館ですが、○○様でしょうか?実は今、こちらで弁護士のビダル夫妻を保護しているのですが・・。」

アルゼンチンからメキシコまでは約7000km。なぜそんな離れたところにいるのだろう?
そう思って聞いていると、すぐにビダル氏本人が電話口に出た。

「私にも何が起こったかさっぱり分からないが、とにかく今、メキシコにいるんだ! すぐに飛行機でブエノスアイレスへ帰る予定だ!」






85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:41:00.25 ID:rMH/5Jrs0




妹夫婦も現状がよく理解出来ない。
そして数時間後、ビダル夫妻はブエノスアイレスの空港に到着した。
夫人はそのまま救急車で病院に運ばれたが、ビダル氏はことのいきさつを語り始めた。

あの日の夜、車を運転していると急に青い霧が立ち込めてきて、その中を走っていると夫妻はしびれるような痛みを体験したという。
いつの間にか前を走ってる妹夫婦の車も見えなくなって、急に目の前が真っ暗になり、あわててブレーキを踏んだものの、そのまま気を失ってしまったというのだ。

そして気がついた時には、真夜中どころか太陽が強烈に照りつける真昼の道路を走っていた。
しかも全く見覚えのない光景の街だ。車内の時計も止まっている。あわてて車から出てみると、車の塗装が全部焼け焦げている。

通りかかった車を止めて、ここは一体どこなのかを尋ねてみるとメキシコの首都メキシコシティだと言われた。
「そんなバカな・・。」全く現状が理解出来ないまま、とりあえずアルゼンチン領事館に駆け込んで助けを求めたということだ。

ビダル夫妻がわざわざこんな芝居をうつとは考えにくく、列車に乗ったとしても当時の列車では7000kmの道のりを2日で到着するのは困難だ。
飛行機で移動したとしても車はどうやって運んだのか?

警察もこの不可思議な事件は徹底して解明しようと試みたが、確かに6月1日までこの車は夫妻が乗っていたことも分かり、
また列車や飛行機も利用した形跡がまるでないことも判明した。空間を越えて瞬間移動したとしか考えられないような事件である。




なんかフェンス通り抜けていった車思い出した






86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:46:41.19 ID:rMH/5Jrs0

 夢で教えてくれた大惨事・だが、当の本人は・・。


ニューヨーク在住の実業家である、フランク・ジェームズは連日、仕事で世界中を飛び回っていた。
ある日のこと、彼はまた仕事でサンフランシスコへ行くことになった。

当日は飛行機の時間の時間もあることだし、寝過ごすわけにはいかない。
出発の前日、フランクは早めに帰宅し、明日に備えて夕食が終わるとすぐにベッドへ入った。

彼が眠りについてからしばらく経ったころ、妻もそろそろ寝ようと寝室に入ってくると、ベッドの中から何ともいえないうめき声が聞こえてくる。
びっくりした妻はすぐにフランクを揺り起こし、「どうしたの!? すごく苦しそうな声をあげていたけど、何か変な夢でも見たの!?」と聞いてみた。

目を覚ましたフランクは、全身にびっしょりと汗をかいていた。
「あぁ・・。そうだ・・。変な夢を見ていた。若い女が僕の手を引っ張って、僕をどこかへ連れて行こうとしてるんだ。
助けを呼ぼうにもあたりには誰もいない。逃げ出そうにも全身が金縛りにあったようで動けない。
時々、女が僕の方をふり向いてニタッと笑うんだが、その顔の恐ろしいこと・・。

そうやってしばらく引っ張って行かれて、どこかの階段の前まで連れてこられた。13段の階段だ。
女はそこで立ち止まって、僕に階段を登れと命じる。冗談じゃない。これは絞首刑の階段だ。なぜ僕が死刑にならなけりゃいけないんだ?

僕は必死で逃げようとしたが、やっぱり金縛りにあって身体が動かない。君が起こしてくれたのは、ちょうど僕が逃げようともがいているところだったんだ。」

「イヤな夢ね。何か不吉な知らせかしら・・?」と、妻は心配したが、
「いや、最近忙しかったからこんな夢でも見たんだろう。もうちょっと寝ることにするよ。」と、フランクは再び眠りについた。

翌日、予定通りフランクは飛行場へと向かった。
だが、朝、ちょっと手間取って飛行場へ着いたのは搭乗時間に間に合うか間に合わないかという時間になってしまった。





87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:47:42.39 ID:rMH/5Jrs0



「サンフランシスコ行きの飛行機に乗られるお客様はお急ぎ下さい。」と、場内アナウンスが聞こえる。
フランクもスーツケース片手に走って飛行機へと向かう。どうやらサンフランシスコ行きの、
この飛行機に乗るのは彼が最後らしい。ぎりぎりで間に合った。

飛行機へ接続してある階段を駆け上りながら「一段・ニ段・・」と、特に意味はなかったが、階段の数を数えながら登って行った。
階段は全部で13段あった。そして最後の13段目を登りきった時、その飛行機のスチュワーデスが、奥の方から何の気なしにちょっと顔をのぞかせた。

その瞬間、フランクとスチュワーデスはたまたま目があってしまった。
が・・!そのスチュワーデスの顔を見た時、フランクは「あっ!!」と声をあげた
。昨日の夢の中に出てきた、あの女だ。なぜ、このスチュワーデスが僕の夢の中に・・!?

びっくりしたフランクは思わず手に持っていたスーツケースを落としてしまい、スーツケースは階段を転がり落ちた。
とてもじゃないが飛行機に乗る気にならなくなったフランクは階段を駆け下りて、そのままケースを拾うとそうそうに家に引き返してしまった。

仕事には若干の支障をきたすが、イヤな予感の方を優先させたのだ。
だが、その日の夜、妻と一緒にテレビを見ていたフランクはその判断が正しかったことを思い知った。

テレビのニュースによると、彼が今日乗るはずだった飛行機がエンジントラブルを起こして墜落し、乗員乗客全員が死亡したというのだ。

事件を知って妻と二人でゾッとした。もしあのまま飛行機に乗っていたら・・。
しかしあのスチュワーデスはなぜフランクの夢の中に?フランクに「飛行機には乗るな」と警告してくれたのだろうか・・。

乗員乗客全員が死亡、ということは、もちろんあのスチュワーデスもその中に含まれている。
フランクに事件を予告してくれた、当のスチュワーデスは自分の運命を夢にも知らず、そのまま事故に巻き込まれてしまったとは極めて皮肉な結果である。


なんか怖いわこれ






89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:54:02.12 ID:rMH/5Jrs0

 64年間漂流した後に生き返った死体


1990年2月。バミューダ海域の沖の方で、一隻の漁船が漁をしていると、そこへどこからともなく白い布で出来た、袋のようなものが流れてきた。
袋はそこそこの大きさだったので、何か入っているのかと思い、船の上へ引き上げて中を開けてみると、中から人間の死体が出てきた。

歳は60過ぎくらいで、やつれた感じの男性の死体である。
いや、違う・・死体ではなかった。その袋の中の男は「ここはどこだ!」といきなり叫んだのである。

船員たちは皆、びっくりしたが、生きていると分かった以上、放置しておくわけにもいかない。
詳しい事情を聞いてみると驚くようなことを語り始めた。

男の名前はミッシェル・ガヤンといい、フランスからバミューダの方に移住してきたのだが、自分は1926年に死んだはずだと言い張るのだ。

死んだはずだと本人は言っているが、現にこうして生きている。袋詰めで海を漂っていたために、精神に異常をきたしたのか?
・・船員たちは半分そう思いながらもとりあえずバミューダ島の病院に連れていくことにした。

病院についてカルテを調べてみると、確かに男の言うように1926年にミッシェル・ガヤンという男がガンで死んでいたことが判明した。63歳で死んでいる。

そしてさらに調べてみると、彼の遺言で、死体は焼かれずに布でくるんで水葬として海に流されたということまで分かった。
死亡証明書に押してある指紋を照合した結果、本人に間違いはない。

となると、実際生きていた状態であるのに水葬にされて息を吹き返したということも考えられるが、
問題はその年月である。彼が死んだのが1926年、そして発見した今は1990年。彼が死んでから実に64年の歳月が経っている。
ずっと生きていたなら本来ならば127歳になっているはずだ。

なのに、当のミッシェル・ガヤンは死んだときの年齢そのままの状態で64年間も死体として海を漂い、そして今、再び生き返ったことになる。
彼に何が起こったのか、あるいは時間を超越したのか、結局謎は解明されないままだった。






90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 12:58:08.49 ID:rMH/5Jrs0

カミナリが引き起こす奇怪な写真現象

1896年6月17日。フランスの田舎で二人の農夫が小さな小屋で雨宿りをしていた。
突然襲ってきた嵐でどしゃぶり。カミナリも鳴り出した。

するとちょっと間を置いて、二人のすぐ近くにカミナリが落ちてしまった。
すさまじい衝撃と共に二人の農民は外へ放り出され、気を失ってしまった。

しばらくして正気を取り戻すと、二人とも着ているものはボロボロ。
ほとんど裸同然の格好になっていた。だがもっと驚いたのは、二人の身体にきれいな絵が描かれていたことだった。
いや、よく見ると絵ではない。まるで刺青(いれずみ)のように周囲の景色が・・あたかも写真のようにそれぞれの身体に写しこまれていたのだ。
緑の草地、松の木、ポプラなど、それは鮮やかに身体に写し出されていた。


この事件が新聞に発表されると、各国から似たような事例が次々と届き、さらに二人はびっくりした。
イナズマが落ちた時、その光で周囲の風景を何かに「プリント」する現象については、古くから報告の事例があるというのだ。

例えば1857年、イギリスの「気象協会ジャーナル」に掲載された事件。

1812年、サマーセットシャーでカミナリが落ち、その時の衝撃でヒツジが6頭死んでしまった。
仕方がないから死んだヒツジを食用にしようと、一頭一頭ヒツジの皮を剥いでいた時、人々は驚きのあまり悲鳴をあげてしまった。
ヒツジの皮を剥いだら、その胴体の部分に、この近辺一帯の風景が銅版画のようにはっきりと写し込まれていたからである。




雷に打たれて特殊能力に目覚めたとかないのかな?






91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 13:01:07.16 ID:rMH/5Jrs0

死体を調理する猟奇的誘拐犯・アルバート・フィッシュ


1928年6月。マンハッタンで当時10歳になるグレースという少女が誘拐された。
犯人は大胆にも事前に家族の前に現れており、少女を「私の妹の誕生日パーティに招待したい。」
という名目で連れ出し、そのまま姿を消してしまったのだ。

その家族が、ごく最近知り合ったその初老の男(犯人)は、その一家と一緒に昼食を食べたこともあり、
すっかり信用していた家族は、何の疑いもなく娘を男の誘いに乗せてしまったのだ。

その初老の男のことをよく調べてみると名前も住所もでたらめで、
結局何の手がかりも得られないまま事件は迷宮入りになってしまった。

そしてそれから6年後の1934年11月。一家に、差出人不明の手紙が届いた。
中を開けてみると犯人からのもので、そこにはおぞましい内容が記されてあった。

「私は中国で人間の肉を食べることを覚えた。ニューヨークに帰ってから私は二人の男の子を誘拐して殺して食べた。
殺す時には、肉をやわらかくするために十分叩いてから殺した。

あなた方一家と昼食を食べた時、グレース嬢が私のヒザの上に座った。その時私は、この子の肉を食べようと決心した。
あの日ウエストチェスターの空家へグレースを連れて行き、まず私は素っ裸になった。そして、グレースに『おいで』と声をかけるとグレースはおびえて泣き出した。

逃げようとしたので、すかさず私は捕まえて服を脱がせ、首を絞めて殺した。それから死体をバラバラにして家に持ち帰り、これを食べ始めた。

オーブンでローストにしたグレースの尻の肉はなんとうまかったことだろう。
私は9日間かけてグレースの肉を食った。そして私はグレースを犯してはいない。グレースは処女のまま死んでいったのだ。」





93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 13:01:54.04 ID:rMH/5Jrs0



この手紙はすぐ警察に届けられた。1934年12月、筆跡と封筒の特徴から、若干難航はしたものの犯人は捕らえられた。
犯人の名はアルバート・フィッシュ。現場検証で、自供した通りの場所からグレースの白骨が発見された。

犯人の自供によると
「あの時、グレースを首を絞めて殺した後、首を切り落としました。そして切り口に口をつけて彼女の血を飲み干したのです。
その後でナイフを使って胴体のところで身体を切断し、それから完全にバラバラにしました。

家に死体を持って帰ってから、ニンジンやタマネギと一緒に煮込んで9日間の間、毎日食べ続けました。
その生肉料理を見るたびに異常な性的興奮を覚えました。」
と供述している。

さらに自分では24年間で400人の子供を殺したと言っているが、この数字には根拠がないものの、
数十人単位で殺害しているのは確かで、フィッシュは最終的には電気イスに送られ、その生涯を閉じた。



おかしいだろ・・・なにこれ





101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 13:27:27.36 ID:3cdXaEh8O

アルバート・フィッシュ補足

フィッシュはすげードMで、自分の金玉やぺニスに針刺したりして興奮するような変態だった

死刑の際も、「自分が電気椅子で痺れるのを想像すると、ものすごく興奮する」などと言っていたらしい筋がね入りだった





100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 13:25:53.57 ID:Ie1eEyYm0

9世紀のオーストリア。画家のJoseph Aignerさんは何度か自殺を試みた。
最初は18歳のとき。首吊りをしようとしたらお坊さんが現れて彼を止めた。

そして22歳のときにも同じように首吊りしようとしたら、同じお坊さんが通りかかって彼をとめた。
そして30歳のとき、政治的な行動によって彼は絞首刑にされようとしたが、同じお坊さんが彼を助けた。
68歳のとき、彼はようやく自殺に成功した。自分で自分を撃ったのだ。

驚くべきことに彼のお葬式を執り行ったのはそのお坊さんだった。






102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 13:27:31.27 ID:Ie1eEyYm0

1883年、Zieglandさんはある女性と別れた。その女性はストレスのため、自殺した。
怒り狂ったその女性の兄はZieglandさんを探し出して銃で撃ち、自分も自殺した。

しかしZieglandさんは死んではいなかった。銃弾は彼の顔をかすめ、樹にめりこんでいたのだ。

Zieglandさんは数年後、その樹を切り倒すことにした。
しかしあまりにも大きな樹だったのでダイナマイトをつかうことにした。

樹を爆発させたところ、めり込んでいた銃弾が飛び、Zieglandさんの頭を撃ち抜いた。







103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 13:30:38.57 ID:3cdXaEh8O

>>102
なんかあれだな
不謹慎だけど、ブラックジョーク的だな
何故かドリフのコントで志村で再生された






104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 13:32:35.34 ID:Ie1eEyYm0

2003年2月11日、富山県魚津市。

公園駐車場に停められていた車の中から、首の無い男性の遺体が発見された。
男性の頭部は足元に転がっていた。当初は他殺の疑いが持たれたが、現場の状況から自殺と判断された。

自殺した男性は、ナイロン製のロープを一端を近くにあった松の木にかけ、
もう一方を自分の首に巻きつけた状態で運転席に乗り込み、車をスタートさせたと考えられる。

車の推進力は男性の首を締め上げるには十分であり、ついには首を落とすに至ったと見られている。






105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 13:34:05.07 ID:Ie1eEyYm0

1957年5月22日、鹿児島県加世田市。

生後8ヶ月の女の子が自宅の近くの溝で、体を荒縄によって縛られて死んでいるのが発見された。

2日後、近所に住む5歳と6歳の子供の犯行であることが分かった。
二人は家で寝ていた女の子を縄で縛り、40メートルほど引きずって溝の中に落とし、そのまま逃げていた。







107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 13:37:46.74 ID:Ie1eEyYm0

雑誌『ザ・テレビジョン』の表紙といえばレモンを持ったタレントの写真だが、あのレモンには実は深い意味がある。
今から十数年前、アイドルの岡田有希子が不倫の清算のために自殺したのだが、
それ以来ザ・テレビジョンはその亡霊に悩まされることになった。

レモンはその頃、中森明菜のアドバイスではじまった魔よけなのである。
この祟りはかなり強力で、かつてレモンを持つことを拒否した長渕剛は、それからしばらくして逮捕されている。
彼女のCD発売の影響か(?)最近になって友人から聞いた話だが、どうやら業界内都市伝説のようなものらしい。
かなりローカルな話のようである。

それにしても、ザ・テレビジョンと岡田有希子とレモンと中森明菜を結ぶ線が一向に見えてこない。
もしかしたら、業界人にしか分からない何かがあるのかもしれない。
なお、当時絶大な人気を誇っていた彼女の自殺は当然の如く衝撃的なニュースだったため、
この話以外にも色々な風聞を生んだようだ。

岡田有希子の自殺は同年代の少女の後追い自殺を誘発し、社会問題化した。
そして自殺から1年程が経った昭和62年の春ごろには、当時の女子高生の間で奇怪な噂が流れていた。

生前に作られた彼女のテレホンカードを使って電話をすると、受話器からうめき声のような声が聞こえてきたのだという。同
様の噂は、同じく飛び降り自殺をした俳優・沖雅也のテレホンカードにも飛び火したと言われている。






110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 13:59:02.71 ID:PIYHSWMVO

ムー読んでるとワクワクするよな。
嘘くさいのは重々承知で。






113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 14:19:14.67 ID:rMH/5Jrs0

100回以上宇宙人と会った男


1975年1月。スイスに住む、ビリー・マイヤーさんは、自宅近くを散歩中に突然、円盤型のUFOを3機目撃した。
マイヤーさんはすぐに自宅にカメラを取りに戻り、見事にこのUFOの写真を撮ることに成功した。

だが、なんと、そのUFOはマイヤーさんのすぐ近くに着陸し始めたのだ。
最初は驚いたものの、今度は着陸した姿を撮ってやろうと、更にマイヤーさんはUFOに近づいていった。

まもなくUFOは完全に着陸し、マイヤーさんはカメラを持って構える。だがその時突然、UFOの扉が開き、中から乗組員である宇宙人が姿を現した。
びっくりしたマイヤーさんに対し、ここで宇宙人は冷静に話しかけてきた。
しかしマイヤーさんに宇宙人の言葉など分かろうはずはない。聞いたこともないような不思議な言語だ。

だがなぜか相手の言いたいことが分かってしまう。
宇宙人にもマイヤーさんの言ってることが理解できるようで、お互いテレパシーのような形で極めてスムーズに会話は進んだ。
このことがあってからマイヤーさんは、このあと実に100回以上宇宙人と会話する機会を持ち、100枚以上の写真と300ページに及ぶ会話の記録を残している。
その記録の主な骨子は次の通りである。

・その宇宙人は、地球から400光年離れたプレアデス星団からやって来た。
・マイヤーさんは前世においてプレアデス星人だった。そしてこの地球上には、プレアデス星人の生まれ変わりが多数存在しており、
マイヤーさんは、その前世の記を強く残している一人である。
・プレアデス星人が住む星はおうし座の一群にある星で、地球よりも高度な文明を持ち、人口は1270億人に達している。
・ある時、彼らは核爆発を引き起こし、プレアデス星は居住不可能な死の星と化す寸前にまでなってしまった。
そこで彼らは移民できる星を求めて、この地球にも探索隊を送り込んできた。
・彼らの宇宙船に関する技術は、ほんの数十秒で何光年も進むことが出来るほどである。
また、400光年離れた地球まで来るのに要する時間は7時間くらいである。

こうしたマイヤーさんと宇宙人の交流は、地元の人8人が何度か立会い、確かに会話をしていたと証言している。
会話の内容に関しては、「完全にインチキだ」と断言する専門家が多い中、それでもやはり物的証拠・・たとえばプレアデス星の金属のサンプル、
UFO着陸の跡、録音テープ、写真などは科学的鑑定にかけられ、少なくとも写真に関しては極めて信憑性(しんぴょうせい)が高いとの評価を得ているようだ。






114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 14:22:13.93 ID:rMH/5Jrs0

触っても感触がある霊・心霊科学協会が認定したサムエル・ブル


ロンドンで煙突掃除人をしていたサムエル・ブル。生活は決して裕福ではなかったが、一生懸命働いていた。
だが、長年の煙突掃除のためか最後は肺がんになって激しく咳き込みながらこの世を去ってしまった。
後に残されたものは妻であるジェーンと娘夫婦。そして娘夫婦の5人の子供の、合計8人。
だが一家の生活は苦しく、家庭の内部もだんだんとぎくしゃくしてきた。
娘の夫は酒びたりになり、それを見ていらだつのか娘も怒りっぽくなって、しょっちゅう子供たちを怒鳴っている。

サムエルが生きていた時には、こういう時、みんなを上手になだめてくれて一家はうまくいっていたのに・・。
妻のジェーンはいつもそう思うのだった。
「やっぱりこの家にはあなたが必要なんだわ。あなたがいた時にはどんなに苦しくても私たちは幸せだったのに。
あなたがまた帰ってきてくれればどんなに嬉しいか・・。」

そう思いながら日々を送っていたある夜、ジェーンは夜中に何気なく目を覚ました。
何かがベッドの横に立っている・・。恐る恐る横を向いてみると、そこには先日死んだはずの、夫であるサムエルが立っていた。

「あなた!本当に帰ってきてくれたの!?」
「ああ、そうだよ。でも私が家にいられるのは夜だけなんだ。」
「でも嬉しいわ!また一緒に暮らせるのね!」

このサムエルの姿は孫たちにもよく見えた。「あっ、おじいちゃんだ!おじいちゃんが帰ってきた!」と孫たちも喜ぶ。
もちろん、娘夫婦にもその姿ははっきりと見えたし、何よりもこのサムエルの霊には存在感があるのだ。

手や髪に触ってもしっかりと感触があったし、当のサムエル自信も喋り、会話することが出来た。
それから毎晩夜になるとサムエルは現れ、一家の食事に加わり家族の相談を受けたり、孫たちの頭をなでたりして、また楽しかったあの日々が戻ってきた。
話に聞く幽霊とは全然違った。

だが不思議なことにサムエルの姿は家族以外のものには誰にも見えないのだ






115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 14:22:57.05 ID:rMH/5Jrs0

ある日、一家が夜、みんなでお茶を飲んでいる時、近所の人が訪ねてきた。
近所の人がキッチンに入ると妙な光景が。8人家族であるはずなのに、イスは9個。
そして無人のイスの前には紅茶が入ったカップが置かれている。

そのカップの横に置かれたスプーンは、たった今使われたかのように濡れている。紅茶も半分ほどに減っていた。
「あれ・・? 8人家族ではなかったんですか? もう一つのカップは一体・・?」
「いいえ、8人じゃないですよ。9人。サムエルでしょ、私でしょ・・」と家族はサムエルの名を最初に出して近所の人に答えた。

やがて近所の人からサムエルの霊のことが伝わり、イギリスでも権威ある心霊化学協会が調査に乗り出した。
幼い子供まで見ていること、全員が一様に口裏を合わせることなどは不可能、
ということで、1969年心霊科学協会によって正式にサムエルの霊は存在するということが認定された。

その後もしばらくサムエルは家に現れていたが、家庭内がだんだんとよくなり、
皆がちゃんと生きていけるようになってからは次第に現れなくなったという。






116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 14:27:02.48 ID:rMH/5Jrs0

実在したフランケンシュタインと、その狂気の実験

小説「フランケンシュタイン」は有名であるが、正確に言うと「フランケンシュタイン」は化け物の方ではなく、それを生み出した医学者の名前である。
以下が小説「フランケンシュタイン」の主なストーリー。

スイスで生まれたヴィクター・フランケンシュタイン青年は、17歳の時ドイツに留学し、
そこで自然科学を学び、必死の努力の甲斐あって死体に命を与えることに成功した。

出来上がったものは身長8フィートの巨人であったが、
そのあまりにもおぞましい姿にショックを感じたフランケンシュタイン青年は、巨人を残して故郷であるスイスに帰ってしまう。

一人取り残された巨人は孤独に旅に出るが、巨人が好意を抱いた人でも巨人の姿を見ると怖がって逃げ出してしまう。
水面に映った自分の醜い姿に絶望を感じ、人間との交流をあきらめた巨人は、スイスのフランケンシュタインを訪ね、自分と同じような女の化け物を作ってくれるように懇願する。

誰もいないアフリカの大地でひっそりと暮らすことを条件にフランケンシュタインは巨人の製作を約束するが、
結局約束を果たさなかったため、巨人は怒り、フランケンシュタインの周りの人を次々と殺していく。

弟や最愛の女性までも巨人に惨殺され、フランケンシュタイン青年は、自分の作り出した怪物を呪い、自分の罪に苦悩する。
そして何とか巨人を殺そうとするフランケンシュタイン青年と、どこまでも逃げ延びてフランケンシュタインを苦しめようとする巨人との戦いは続く。
こういった話であるが、このフランケンシュタインが実在の人物だったという説もある。
18世紀に書かれたヴィクター・フランケンシュタインの日記というものが存在している。






117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 14:28:06.36 ID:rMH/5Jrs0

その日記によると・・
18世紀のドイツ。フランケンシュタインはインゴールシュタット大学で解剖学を学ぶ青年だった。
だがいつの日か、フランケンシュタインは、死者を甦らせるという欲望にとりつかれ、
墓場や死体置き場から死体を盗んできては実験を繰り返すようになる。

日記の一節にこういう文章がある。
「二ヶ月ほど子宮内で育ってから死んだ胎児の死体を手に入れた。細心の注意を払って輸血を始める。
だが、輸血の途中でうたた寝をしてしまい、目が覚めたときにはゾッとする光景が広がっていた。

胎児は二倍の大きさに膨張し、形が崩れてスポンジのようになっていた。血管が透けて見え、体内で血管があちこちうごめいているのが見えた。」

普段は墓場から、ウジ虫のわくような死体をあさり、臓器を切り取っては持ち帰り、
手や足、内臓、鼻や目玉までつなぎ合わせて新しい命を作り出そうとしていたフランケンシュタイン。

だがなかなかうまくいかない。特に脳の作業には困難を極めていたようだ。
脳が死んでいてはせっかく体をつなぎ合わせても生き返るはずはない。

ここであせったフランケンシュタインはついに罪を犯してしまう。





118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 14:28:52.46 ID:rMH/5Jrs0

1774年4月21日。フランケンシュタインはどうしても新鮮な脳を手に入れようと、弟子と一緒に森で遊んでいた子供をさらってきた。
後ろから棒で殴り、意識を失わせて子供を担いで運んでいると、遠くの方から母親が子供を捜す声が聞こえた。

この時はさすがに罪の意識は沸いたが、実験のためだ。連れ帰った子供を殺し、頭を開いて脳を摘出した。
そしてすでに身体の部分だけは完成していた人造人間に移植する。

「明日はもっと強い電流を流してみよう。きっと体内に眠っている力がよみがえることだろう。
手術はすべて完了したが、こうして終わった後、科学者として感じるはずの喜びよりも人間としての罪に押しつぶされそうだ。
私のやってしまったことはあまりにも恐ろしい・・。」

日記はここで終わっている。果たしてこの人造人間が成功したのかどうか・・
そしてフランケンシュタインはもっと多くの人間を殺すことになったのか、これ以降は不明のままである。






125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 15:52:15.23 ID:rMH/5Jrs0

なぜ彼は夢の中で霊柩車に誘ったのか?


1901年7月、ポーランドの作家シェンケーヴィッチは南フランスのビアリッツで夏の休暇を楽しんでいた。
高級ホテルに宿をとり、何日か滞在してゆっくりする予定であった。

ところがある夜、シェンケーヴィッチは変な夢を見てしまった。
彼がどこかの通りを歩いていると、どこからともなく霊柩車が現れ、彼のすぐ横で止まるのだ。

そして突然霊柩車の後ろから、青い目をした金髪の青年が現れた。
青年は金属のボタンに青い服を着ている。そして微笑みながらシェンケーヴィッチに話かけてきたのだ。
「どうぞ、お乗りになりませんか?」

シェンケーヴィッチに霊柩車に乗るように誘ってくる。
背中がゾッとなったシェンケーヴィッチは急に息苦しくなり、そこで目が覚めた。

「イヤな夢だ・・。何だったんだ・・。」
夢と分かっていても、そのことが一日中頭から離れない。その日一日は何をするでもなく過ごしたが、
次の晩もまったく同じ夢を見てしまった。

シェンケーヴィッチが道を歩いているとまた霊柩車が止まって、また青い目の青年が「乗りませんか?」と誘ってくる。
断ると今度はシェンケーヴィッチの手を掴んで無理やり霊柩車に乗せようとするのだ。今度はそこで目が覚めた。

続けて同じ夢をみるとさすがに気持ち悪くなってくる。だがなんと、その次の晩もその次の晩も・・4日続けて同じ夢をみたのだ。





126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 15:53:17.31 ID:rMH/5Jrs0

もう、休暇どころではない。怖くなって自宅に帰ることにした。
帰る途中、シェンケーヴィッチはパリを経由してそこでまたホテルに泊まった。
そしてそのパリのホテルで、彼が昼ご飯を食べようとエレベーターに向かった時のことだ。

エレベーターが到着してドアがスーッと開く。エレベーターの中にはエレベーターボーイが・・だが、
その顔を見た瞬間、彼はとてつもない恐怖に襲われた。

何回も夢に出てきた、霊柩車に誘う、あの青年・・! 
金髪で金属製のボタンをつけた、青い服の青年がそこに立っていた。
背筋がゾッとなったシェンケーヴィッチはもちろんエレベーターには乗らず、すぐに自分の部屋へと駆け込んだ。

ソファに倒れ込むようにして腰をかける。
だが、次の瞬間、「ドーン!」と、ものすごい音と衝撃がホテル内に響いた。
またびっくりして部屋の外へ出る。外では人々が駆け回って何か騒ぎになっている。

一人の従業員を捕まえて話を聞くと、高い階からエレベーターが落下して死傷者が出たというのだ。
1階のエレベーターのまわりには多くの人が集まっている。

人ごみをかきわけて前の方へ行ってみると、じゅうたんの上にはエレベーターから出され、
血まみれになった死体が何体か横たわっていた。
そう、もちろん、あのエレベーターボーイの死体もそこにあった。






127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 15:57:50.05 ID:rMH/5Jrs0

奉公先の主人に、最後にお礼を言いにきた少女

文化2年(1805年)、神田橋のあたりに一人の金持ちの老人が住んでいた。
その老人は、一人の少女を幼い時から家で使っており、少女自身も、田舎から出て来てその家で一生懸命働いていた。

老人は少女をたいそうかわいがり、少女に仕事をさせるだけでなく、裁縫や文学など色々な習い事もさせ、きちんと教育もしていた。
ある日少女が楽器を習ってみたいといったところ、老人は快く承知し、屋敷へ出入りしていた琴の師匠に頼んで少女に琴を習わせることにした。

少女の覚えは早く、ほどなくして琴をマスターしてしまった。双方共に幸せな日々が続いていたある日、少女は熱を出して寝込んでしまった。
最初は風邪だろうと思っていたが、なぜか病状は悪化する一方で、老人もすぐに医者を呼んで診てもらうことにした。

医者が言うには、これはかなりの大病らしい。「万が一のことがあるかも知れません。
これは親元に返した方がいいでしょう。」医者にこう言われて、老人はすぐに少女を親元へ返してやった。
もしもこのまま少女が死ぬようなことになったら、せめて親元で・・と思ったのである。

少女が帰って何日か過ぎた。ある晩、老人が寝ていると、少女が突然枕もとに現れた。
「どうしたんだ!? 病気はよくなったのか? いつ帰ってきたんだ?」
老人はびっくりして尋ねた。

すると少女は泣きながら「ご隠居様。幼いころから大変お世話になりました。
私を自分の子供以上に大切に育ててくれまして、いつかお礼をいわなければ、と思っていたのです。
今となってはまもなくの命となり、せめて最後にご隠居様に一言お礼が言いたくて帰ってきたのです。」

「何を今更改まって言ってるんだ。私の方こそ、これまでよく働いてもらって礼をいうぞ。
確かにお前がいなくなってから私も不自由しているが、まだ完全に良くなってないんだろう?
ゆっくり休んで早く元気になっておくれ。」
と、老人が言うと、
「身に余る言葉、光栄です。ありがとうございます・・。」
そう言って少女は部屋から出ていった。





129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 15:58:52.64 ID:rMH/5Jrs0

次の日、老人は少女が本当良くなったのか、病気の間はどうだったのか、様子を聞きたくなり、人を少女の両親の元へやった。
実家に帰っていた時のことを聞こうと思ったのである。

だが、使いの者は帰ってきた途端、「あの少女は昨晩亡くなったそうです。」と告げた。
「そんなバカな・・。昨日の晩、私の枕もとに少女は帰ってきていたのに・・。」

老人が不思議がっていると、そこへ少女の琴の師匠がやってきた。
琴の師匠は老人を見るなり、「ちょっとお話したいことがあります。」と、話しかけてきた。

「今朝私は、少女の親元へ様子を見に行って来たんですが、そこで少女が亡くなったことを告げられました。
何でも昨日の晩、急に容態が悪くなったそうです。

ですが両親が言うには、少女が布団の中で苦しみながら、しきりに『私を抱き起こして下さい』と頼んだんだそうです。
両親もなだめて安静にしておくように言いましたが、あんまり熱心に頼むので抱き起こしてやると、少女は畳の上に正座し、
手をついて・・あたかも目の前に人がいるかのように話しかけ、何かの返事を聞いてはまた目の前の見えない誰かにお礼をいい・・
というような行動をしばらくとった後、『身に余る言葉、光栄です。ありがとうございます・・。』
と言ってまた布団に入り、『もはや心残りはありません』と言って、そのまま亡くなったそうです。」

琴の師匠の話を聞いて老人はびっくりした。少女の生死の境での思いが老人に伝わってきたのだ。
少女の最後の本心を聞いて、老人は涙が止まらなかった。






130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 16:02:02.42 ID:rMH/5Jrs0

部屋で発見された内臓や生首・史上空前の殺人者エド・ゲイン


多くの本に書かれ、恐怖映画のモデルともなった猟奇的殺人者のエド・ゲインは、
1906年、ウィスコンシン州で生まれ、1957年に逮捕されるまで、少なくとも15人以上は殺害している。

たが彼が世間の注目を集めたのは、殺害した人数よりもむしろ、
彼が死体に対して・・死体から切り取った部分に対して異常な執着を持っていたという点である。

まず、彼が最初の殺人を犯す前には友人に協力を頼んで、一緒に墓を掘り起こしては埋葬されていた死体を切り刻み、色んな部分をコレクションしていたと言われている。

だが色んな墓を掘り起こしていると、時には白骨化した死体に当たったりして効率がよくない。
欲しいのは新鮮な死体なのだ。そこで彼は新聞の死亡欄を毎日チェックして、自分の望む死体を手にいれる努力も怠らなかったようだ。

だがしばらくして、この協力してくれていた友人は精神病院へと送られることになる。
独りぼっちになってしまったゲインは、この頃から殺人者へと変貌を遂げることとなった。

1954年、ゲインはマリー・ホーガンという酒場の経営をしている女性を射殺し、その死体を自宅に運んだ。
そして1957年にはバーニス・ワーデンという金物店の経営者を殺害した。この間、約3年。





131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 16:03:17.03 ID:rMH/5Jrs0

その間にどれだけの人間を手にかけたのかは定かではないが、
とにかくこの金物店の経営者を殺害した事件でアシがつき、警察が彼の自宅に踏み込むこととなった。

バーニス・ワーデン氏殺害の容疑者として逮捕の予定であったが、
突入した警官隊がゲインの自宅で見た光景は、まさに凄惨の一言であった。

冷蔵庫には大量に人間の内臓が詰め込まれ、靴箱の中からは切断された9人分の女性器、
そぎ落とされた鼻、そして人間の皮膚で作ったストッキングも発見された。

また、台所のフライパンの上には、明らかに人間の心臓であろうという臓器が乗せられていた。

ベッドの上には頭蓋骨が並べられ、壁には顔の皮膚をきれいに剥(は)ぎ取ったデスマスクが9人分ほどかけられていた。
骨と皮で作られた家具や太鼓、頭蓋骨で作った食器、女性の皮膚で作ったベスト・・そして女性の生首が10人分ほど発見された。

ゲインはこれらの作品群をとても大切にし、オイルを塗って手入れをし、デスマスクには口紅をさし、女性器にもリボンをつけて飾ることも行っていた。

また、倉庫の方からは首を切断されて逆さ吊りにされた女性の死体も発見された。
現場検証を行った警官の話によると、少なくとも15人分の女性の死体があったということである。

ゲインは死体を切り刻む時には自分で作った人間の皮のベストを着け、
同じく皮で作ったマスクをつけて踊り狂いながらこれらの儀式を行っていたという。

逮捕されたゲインは、しばらくしてミネソタ州の精神病院に送られ、1984年にそこで生涯を終えた。



外国怖いよぅ






132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 16:07:43.27 ID:rMH/5Jrs0

あの時飲んだ水が原因だった。体内で起こった超自然現象


アメリカのジョージア州に住む、12歳の少年ハリー・マーチンは、ある日友人と森の中にハイキングに出かけた。
その日はとても暑い日で、二人は持ってきた水を全て飲み干し、二人の水筒はとっくにカラになっていた。

それでも歩き続けたが、ノドがカラカラだ。どこかに川はないものだろうか・・。二人は水を求めてさ迷い歩いた。
ある地点まで来た時、友人が川を見つけた。「ハリー!川だ、川があったよ!」

近寄ってみると水の澄んだ小川だ。これなら十分飲めそうだ。二人は嬉々として川に入り、両手で水をすくってごくごく飲んだ。
乾ききった身体には最高においしく感じる。夢中で水を飲んでいると、ハリーのノドに何か「ごろっ」とした違和感が走った。

「何・・今のは・・? 何か飲み込んでしまったのか?」ハリーはちょっと気持ち悪くなったが、
友人にわざわざこのことを告げて心配をかけるのもイヤなので、あえて口には出さなかった。

そしてハイキングも無事に終わり、二人はそれぞれの家へ帰った。だが、それから一年後、ハリーの身体に異常が起き始めた。
腹が減って腹が減ってしょうがないのだ。肉でも魚でもお菓子でも、目に入るものは手当たりしだい、何でも食べ始めた。

これだけ毎日食べたら完全に肥満体になってしまいそうだが、なぜか身体は別に太った様子もない。
むしろ以前よりも弱々しくなった気さえする。だが、食欲が旺盛になっただけで、あとは大した変化もなかったので、ハリーの母親も特別心配するようなことはなかった。

だがしばらくするとハリーは、舌を出して唇をやたらと舐めるようになったり妙に目がすわったりして、
だんだんと彼が変わってきたことを母親も認識し始めた。

ある日ハリーが「ママ、カエルって食べられるの?」と聞いたところ、さすがに母親も気味が悪くなって病院に連れて行くことにした。






134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 16:08:41.06 ID:rMH/5Jrs0

病院で一応色々な検査を受けたが、その結果を伝えに来た医者の表情が妙に険しい。
「お母さん、信じられない話ですが、ハリー君の胃の中には何か生物がいます。」
「生物ですか!?」

「そう、我々も驚いたんですが、間違いなく何かの生物が胃の中で生きているのです。」
「その生物って一体何なのですか?」

「それは取り出してみないと分かりませんが、事態は極めて深刻です。緊急に手術が必要です。」

驚き、不安になった母親も手術に同意する。そして手術は行われた。
大した時間ではなかったが、手術室のランプが消え、医者がトレイに入った「何か」を持って手術室から出てきた。

「お母さん、出ました。こいつがハリー君の胃の中に潜んでいたやつですよ。」
それは体長1.2メートルもあるヘビの死骸(しがい)だった。

「キャーッ!」と母親も悲鳴を上げる。
「こいつがハリー君の食べたものを、更に食べてたわけです。彼の異常な食欲はこいつが原因ですよ。」

よく見るとそのヘビは、普段よく見かけるようなヘビとはかなり違う。体型こそヘビだったが、身体はつるつるしていて、濡れている。
そして色は赤みがかった肌色。まるで人間の皮膚の色だ。そしてそのヘビに目はなかった。

一年前のハイキングの時、小川で飲み込んだものはヘビの卵だったらしい。
それが胃の中でかえり、そのまま成長して生きていたのだ。川の水を飲む時には気をつけたほうがいいかも知れない。



ゴクリ・・・






135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 16:18:47.38 ID:gg0PdrtS0

>>134
脳も支配されかけてた的な?
そもそもヘビなのか?
怖いのう...






136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 16:26:24.88 ID:rMH/5Jrs0

夢に現れた光景~中世時代の騎士たちが現在の道路で何かを埋めている


1892年、イギリスのシュロップシャーに住む、ベティ・フォックスという女性が、ある晩変な夢を見た。夢の中に登場してきたのは、
中世の時代の騎士のような格好をした男たちだった。
彼らは皆、分厚い盾を持っていて、頭には兜をかぶり、ヒザまであるスカートのようなものを身に着けていた。

その騎士たちが、どこかの道路の横を一生懸命掘っている。そして穴を掘り終えると、その穴の中に何かを埋めたようだった。
ベティはここで目が覚めた。変な夢だと思って妙に記憶に残っていたが、夢は夢としてそのまま何気なく一日を終えた。

ところが彼女は次の晩も似たような夢を見たのである。似たような夢というか、前日の続きだった。
登場人物も景色も全く同じ。そして今度は自分も登場していた。

昨日は騎士たちが何かを埋めるところまでだったが、今日は、なぜか自分がその道路を歩いている。
しばらく歩いていると、ちょうど作業を終えた騎士たちがバラバラと立ち去っていくところだった。

夢の中のベティは、ここがどこか知りたくなって辺りを見回してみた。すると道路標識がある。
登場人物は大昔の時代の人間だっが、掘っている道路はなぜか現代の道路だった。
道路標識によると、ここはアッキントンとロゼターの間くらいにある道路らしい。

さらにベティは騎士たちが掘っていた現場に近づいてみた。すると騎士たちが残したゴミの中に、
十数枚の貨幣が落ちていることを発見した。二日目はここで目が覚めた。

そしてそれから数日後、また夢の続きを見た。同じ場所で騎士たちは、また何かを埋めていた。
道路脇にある雑草の茂みの中だ。今度は二人の騎士たちが穴を掘って埋める役で、
別の二人の騎士が見張りに立っていた。そして同じく自分が道路を歩いている。
騎士たちが去った後、その場所へ行ってみると、埋めた穴の上に貨幣がたくさん散らばっている。





137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 16:27:44.79 ID:rMH/5Jrs0

これだけ似たような夢を見ると気持ち悪くなって家族に相談してみたが、みんな笑うだけでまともにとりあってはくれない。
だが彼女は、「自分の精神がおかしくなっしまったのだろうか?」
という不安と共に、「ひょっとしたらあの夢は本当の出来事なのでは?」という考えを捨てきれなかった。

意を決して彼女は一人で確かめに行くことにした。場所はアッキントンとロゼターの間くらいにある道路。
もちろん風景もきっちり覚えている。そしてその場所を探して道路を走っていると・・あった!
 夢の中とほとんど同じ場所だ。騎士たちが何かを埋めていた茂みも発見した。

さっそく持ってきたクワで茂みのところを掘ってみた。すると間もなくガチッと音がして、土の中からは金貨が何枚か出てきた。
そうとう古い金貨のようだ。更に掘ってみると、
今度は壷(つぼ)が出てきた。壷の中には金貨や銀貨がぎっしり詰まっている。あまりの量に呆然とするベティ。

ベティは人に見つからないようにこっそりと壷を車に運び、すぐに家に持ち帰った。
家族に一部始終を話すと、みんなは驚きの声をあげた。
夢の中の話だと思って取り合わなかったものが、現実となったのだから・・。

素人目に見てもかなりの年代ものの金貨だと分かる。
さっそく家族は、近所に住むオートレーという貨幣収集家の家に一枚だけ持って鑑定をお願いしに行ってみた。
一応、「家の裏で発見したものだ」ということにして貨幣見せたところ、それは古代ローマのものであることが分かった。
オートレーはかなりの金額を出すから、この金貨を売って欲しいと言う。

この時点でベティは全て本当のことを話してみた。
オートレーの驚きようも相当なものだったが、親切に対応してくれて、考古学者を紹介してくれた。
結局金貨はその考古学者が買い取り、ベティ一家はかなりの大金を得ることが出来たのである。

後に考古学者たちが、金貨を発見した場所を調査したところによると、
そこは1500年以上前の古代ローマの植民地ウリコニウムの遺跡であることが確認されたのだ。






138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 16:30:18.41 ID:rMH/5Jrs0

旅人を襲い、人肉を食べて生活する47人のソニー・ビーン一族

イギリスとフランスの100年戦争がまだ続いていたころ、イギリスのグラスゴーの町に、馬にまたがったまま、ぐったりとしている男がたどり着いた。
男は頭から血を流し、身体のあちこちに切り傷もある。誰かに襲われたのは間違いない。

人々が駆け寄って行くと、男は血だらけの顔をあげて「助けて下さい! 妻が・・妻が食われてしまう!」と叫んだ。
助けてくれというのはまだ理解出来るが、「食われる」というのはどういうことだろうか。

男に事情を聞いてみると、この先の海岸で、何十人もの人間に突然襲われたというのだ。
棒で殴られ、馬から引きずり下ろされて、相手は完全に自分を殺すつもりだったのが、はっきり読み取れたという。

この盗賊たちの中にはなぜか女も子供も混じっていた。そして彼らの目は一様にギラギラし、明らかに普通の人間とは違っていたという。
まるで食べ物に群がる動物のような目をしていたため、直感的に「食われる」と感じたというのだ。

たまたま馬が暴れてくれたため、男は一瞬のスキをついて馬に飛び乗り、なんとか逃げてきたらしい。だが妻までは助けられなかった。
それにしても男の真剣な訴えは、まんざら誇大表現でもなさそうだ。
そういう盗賊団がいるのなら、町の人間としても放ってはおけないということで、
すぐに400人の兵と猟犬まで用意して大捜索隊を組み、男の言う海岸まで捜索に行くことになった。

その海岸はひっそりと静まり返ったところで、普段は人を見かけることは滅多にない。
盗賊団は女も子供もいて馬も持っていなかったというから、この付近で生活しているに違いない。
だがそこは、それらしい建物もテントも・・そして船も見当たらず、ただ漠然と岩と海が広がっているだけであった。

しばらく捜索を続けていると、ある方向から異様な匂いが漂ってきた。それは誰にとっても大変な悪臭で、
その方向に何らかの異常があることは誰にでも判断出来た。捜索隊はみんな一様に、その匂いのしてくる方向を目指し、歩く。
するとまもなくぽっかりと口をあけた大きな洞窟の前にたどり着いた。

中からは異様な体臭と死臭、そして何かが腐ったような匂いが漂ってくる。
この中に踏み込むのは相当の度胸が必要であったが、何十人もの兵士が意を決していっせいに中に踏み込んでみた。
中にいたのはやはり男の言った盗賊団であった。盗賊団たちは別に抵抗することなく、あっさりと捕まった。





139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 16:34:26.00 ID:rMH/5Jrs0

次々と洞窟から出て来る盗賊団の人間はちょっと変わっていた。
髪は伸び放題になっており、新しいスカートをはいている少年、聖職者の服を着ている男、ボロボロのズボンをはいている女・・。
いかにも襲った人間から剥(は)ぎ取った服を身につけているという感じだ。
とすると、あの少年がはいている新しいスカートは、男の妻から剥ぎ取ったものだろうか・・?

彼らはみんな一様に異常な体臭を発し、着ているものも男女の区別がなく、
盗賊団のわりには男と女の比率は同じくらいであった。そして老人から赤ん坊までいる。

町の広場まで連行された盗賊段は全部で47人。盗賊団は捕らえた。あとは男の妻を捜さなければならない。
兵士たちは再び洞窟の中へと入って行った。しばらくすると洞窟の中から凄まじい悲鳴が聞こえてきた。
ほどなくして兵士たちが次々と走って洞窟から出て来る。彼らの顔は引きつり、中には激しく吐いている者もいた。

洞窟の奥には男の妻の変わり果てた姿があったのだ。胴体も手足もバラバラに切り離され
、腹は切り裂かれて内臓はきれいに食われていた。これからもっと食べるところだったのだろう。
また、奥の方には、人間の手や足を干し肉にしたものが吊るされており、人体の塩漬けや肉片、腐りかけた頭、干物などが大量に発見された。

この47人の集団は、ここで旅行者などを襲っては洞窟で解体し、食べていたことは間違いない。
そしてもう一つの事実が分かった。この47人は、一人の老人を長(おさ)とする一つの家族であったということだ。
長である老人の名前はソニー・ビーンという。

ソニー・ビーンは、若いころ故郷を出て妻と共にこの地に流れ着き、洞窟で生活し始めた。
そしてそれから25年。妻との間に出来た子供たちは子供同士で近親相姦を繰り返し、ここまでの集団に成長してしまったのだ。
そして彼らは外部とは一切接触を持たないで生活してきた。

25年間で彼らが食べた人間は推定で300人という。ソニー・ビーン一族は兵士たちの手によってエジンバラに護送された。
事実が全て判明すると、彼らは裁判もなしにリースの港町で全て処刑された。

男は両手両足をオノで一本ずつ切り落とされていき、そして最後に殺された。女はトロ火で足元からあぶられ、死ぬまであぶり続けられた。
処刑の方法も、これまで一族が行ってきたことに負けないくらい残酷なものであった。






141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 16:45:25.81 ID:rMH/5Jrs0

不思議な夢 ~ 「追いかけて来る男」・「助けを求める声」
▼追いかけて来る男

アメリカ・ニューヨークに住むジェニファー・ウィンストンは23歳の女性である。
彼女はオクラホマ州の出身であるが、ニユーヨークの大学を卒業した後、
そのままニューヨークの証券会社に就職したので、今では実家と離れて一人暮らしをしている。

父親は子供たちがそれぞれ学校を卒業した後に亡くなり、ジェニファー以外の兄弟たちも家を出ているので
、実家では母親が一人暮らしをしている。そのためジェニファーは、いつも母親のことが頭の片隅で気になっていた。

1995年の9月のある晩、ジェニファーは恐ろしい夢を見た。

夢の中で彼女は銃を持った男に追われていた。男の姿ははっきりとは分からないが、男が自分を殺そうとしているのだけは分かる。
必死に走っていると、小さな小屋があった。横には一軒屋が建っている。この小屋は、家の倉庫らしい。

小屋の戸が少し開いていたので、彼女はこの中へ逃げ込んだ。小屋の中は干し草が山のように積んである。
入り口とは反対側の干し草の山の陰へ隠れた。しばらくじっとしていたが、追ってくる気配がないので彼女は恐る恐る干し草のてっぺんから顔を出し、辺りの様子をうかがった。

男は見えない。足音も聞こえない。逃げるなら今だ。小屋を飛び出し、隣に建っている母屋(おもや)に向かって走った。
家の裏口にまわると、幸いなことにドアが少し開いていた。
「この中に入れる!」

家の中に飛び込んですぐにドアを閉め、鍵をかけた。ほーっと一息ついて、彼女はその場に座り込んだ。

しかしほっとしたのもつかの間、今度は表の道路で、車が急発進したようなタイヤの音が聞こえてきた。
嫌な予感がして、窓のブラインドを少し開けて外の様子を見てみた。その瞬間、心臓が止まるほど驚いた。

自分を追って来ていた男がその車に乗っており、猛スピードでこの家目指して突っ込んできているのだ。運転席では男が勝ち誇ったように笑っていた。

「キャーッ!」





142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 16:47:23.84 ID:rMH/5Jrs0

その瞬間、彼女は自分の悲鳴で目を覚ました。時計を見ると午前2時。
「嫌な夢だわ・・。なんであんな夢を見たのかしら・・。」
もう一度寝ようとしたが、さっきの夢が気になってなかなか寝つかれない。

夢には心の奥底の潜在意識が反映されることがあるという。仕事も職場の人間関係も、
彼氏ともうまくいっている自分としては、恐ろしい夢を見る心当たりなどないのだが、しいて言えば故郷で一人暮らしをしている母親が心配の種である。

今の夢が母親の不幸を暗示すると短絡的に考えるわけではないが、いったん気になり始めたらどんどん不安になってくる。
「朝になったらお母さんに電話してみよう。6時くらいになったら起きてるだろうし。」

結局そのまま眠れず、朝の6時を迎えた。そろそろ母親も起きているだろうと思って、受話器に手をかけようとした瞬間、逆に電話がかかってきた。
タイミングが良過ぎてびっくりしたが、電話に出てみると、かけてきたのは、ジェニファーがこれから電話してみようと思っていた自分の母親だった。
「お母さん!どうしたの? ちょうど私も今、電話しようと思っていたところだったのよ!」

電話の先の母親は、何か怯(おび)えたような口調で話しかけてきた。
「今、近所のホテルに泊まってるんだけど、昨日の晩、うちに強盗が入ってね・・。銃を持っている男だったわ。

私も夜中に誰かいるような気がしたので、いったん外の小屋まで逃げていって、干し草の陰に隠れて、
それから家まで走って帰ってすぐに鍵をかけたんだけど、犯人がまだ追ってきていて、車で家に突っ込まれたのよ。
隣の家の人に助けを求めて警察を呼んで犯人は捕まったんだけど、昨日は怖くて家に帰れなかったのよ。

6時になればあなたも起きてるだろうと思って、一番に電話したの。」

「全部夢と同じだ・・。」母親の話を聞いてジェニファーは驚愕(きょうがく)した。
母親が語った内容は、自分が夢で見た光景そのままだったのだ。

「それって何時ごろのこと?」とジェニファーが聞くと、
「2時ごろよ、まだ4時間しか経ってないの!」と、時間まで同じだった。
ジェニファーは、母親が実際に体験していたことを、同じ瞬間に自分が夢で見ていたのである。





143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 17:02:37.30 ID:rMH/5Jrs0

▼助けを求める声

ポーランドのチェルナークに住む女性、マーナ・メルチにはスタニスラウスという彼氏がいた。
だが、スタニスラウスは、第一次世界対戦で兵士として戦地に向かい、そのまま行方不明となってしまった。
名誉の戦死を遂げてしまったのか、それともどこかで生きているのかは分からない。マーナも、彼氏の無事を祈る生活が続いていた。

1918年10月のある夜、マーナは夢を見た。夢の中でスタニスラウスが、真っ暗闇の中で必死になって出口を探しているのだ。
しかしいくら探しても出口は見つからない。彼はやがて絶望の声を上げ、その場にうずくまる。

マーナは同じ夢を何日か続けて見た。そしてそれから一年ほど経った時、またもやスタニスラウスが夢の中に現れた。
今度は古い城も出てきた。その城は山のふもとに建っており、建物の一部が破壊されてガレキが積み重なっている部分がある。
マーナがそのガレキに近づくと、中からスタニスラウスの助けを呼ぶ声が聞こえるのだ。

「スタニスラウスは生きていて、ひよっとして私に助けを求めているのかも知れない。」
マーナはスタニスラウスが生きていることを信じ、自分の夢の中に出てきた城を探す旅に出た。
そして1920年4月、ついにポーランド東部の地方でその城を発見したのである。

夢で見たものとそっくり同じ城、そして建物は一部が破壊されてガレキが積み重なっている部分がある。
マーナはガレキに向かって声をかけてみた。すると、中から返事がある。誰かがこの中に閉じ込められている。

マーナはすぐに付近の住民に知らせて応援に来てもらい、ガレキを取り除いた。
そして中から出てきたのは、やせ細り、ヒゲも髪も伸び放題になっている男だった。
しかしそれはまさに、マーナの彼氏であるスタニスラウスだったのだ。

スタニスラウスは第一次世界対戦の最中(さなか)、この城で休憩をしている時にドイツ軍の砲撃を受け、
崩れたガレキで城の地下倉庫に閉じ込められてしまったのだ。

幸い、倉庫であるだけに食料も保存されていた。スタニスラウスはこの中にある食料を食べながら1年半も生きのびてきたのである。
マーナが夢を見始めた時期こそ、スタニスラウスが閉じ込められた時期だったのだ。救出され、再会を果たした二人は後に結婚した。
イイハナシダナー






149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 18:57:48.07 ID:Ie1eEyYm0

姫路城のミステリースポットと言えば、宮本武蔵の妖怪退治伝説がある天守閣最上階の長壁神社のようである。
この神社はもともと、天守の建っている丘に祀られていたのだが、築城の時に城の外へ移されたのだそうな。

ところが、そうしたところ変事が相次いだので、城内、
しかも天守閣の最上階と言う城郭建築のもっとも象徴的な部分に移されたものである。

確か、宮本武蔵が退治したと言う妖怪は、長壁神社の祭神が
零落したものだったと思うがそのへんの記憶は定かではない。

また、姫路城内には腹切丸と言うなにやら穏やかではない名前の一角がある。
もっとも、ここは名前こそ物騒だが実際にここで切腹したり斬首刑に処せられたりした者はいないらしい。
この場所の構造が処刑場のように見えるため、そう呼ばれているだけのようである。

そして、極めつけはお菊井戸である。これは、井戸から出てきて一枚二枚と皿を数える幽霊、
お菊の伝説で有名な井戸である。番町皿屋敷といえば江戸時代の怪談だと思っていたのだが、
元になった事件は戦国時代、1500年ごろのことのようだ。

有名な怪談は、うろ覚えの記憶だが、お菊が主人が大切にしていた十枚一そろいの皿をついうっかりなくしてしまい、
その責めを負って井戸に投げ込まれ、殺された話であった。実際には微妙に違うらしい。
お菊は家中に謀反人がいることを許婚に告げ、許婚はそのことを主に伝えたのだが、
最終的にはこの謀反が成就してしまい、お菊たちが粛清にあったという物のようだ。

いずれにしても、殺されてしまったお菊さんは気の毒である。






150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 19:04:49.45 ID:Ie1eEyYm0

アメリカのとある森林でかなり大規模な火災が発生した。
懸命な消火活動の末、火はどうにか鎮火したが、焼け跡から不思議な物が見つかった。

とても人が登れそうもないような高い木の上から、明らかに人のものと思われる焼死体が見つかったのだ。
その死体はダイバーのような格好をしていたので、人のものだとわかったのだが、
登ることさえ困難な木の上に、ダイバーの焼死体があったことはちょっとしたミステリーになった。

その後、このミステリーには一つの結論が出た。森林火災のとき、消火活動に従事したヘリは、
近隣の湖で大量の水をくみ上げ、その水を消化に利用していたのだが、
そのダイバーはどうやら消火用の水と一緒にくみ上げられ、火の海と化した森の中に投げ出されたらしかった。






152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 19:14:11.18 ID:Ie1eEyYm0

中国の河南省のある村は村人全員がエイズに感染し(薬害で)にっちもさっちもいかない状態になっている。
そこで、省政府は軍で村を包囲して村人を監禁しているらしい。

先日、一人の男が脱走して、群集にこのことを涙ながらに訴えてたのが、目撃されたという。






153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/24(月) 19:16:29.73 ID:Ie1eEyYm0

韓国には兵役の制度が存在している。この制度が時として悲恋物語を生む。

男性がいったん兵役に入ると、2年間は彼女と会うこともままならなくなるためだ。
とあるカップルの男性にも、兵役の時期がやって来た。ただじっと帰りを待つのに2年間は長すぎる。
ある時、残された女性は彼氏に面会するために彼のいる基地へと向かったのだが、
あまりに遠い道のりだったため、彼女が基地についた頃にはすっかり日も暮れ、面会時間は終わっていた。

当然二人の面会はかなわなかったのだが、女性は担当官にどうしても彼氏に会いたいと懇願した。
すると、担当官は女性を別室に案内した。

だが、担当官はそこで女性に暴行を働き、それを苦にした彼女は間もなく自殺してしまった。

その後、基地では奇怪な現象が相次ぐようになった。
事態を重く見た上層部が調査を行った結果、暴行事件と女性の自殺が明るみに出た。
そして、女性を懇ろに弔ったところ、怪現象もぴたりと止んだと言う。 






163 名前:1/2[] 投稿日:2009/08/24(月) 22:11:25.75 ID:Ie1eEyYm0

アメリカのメーン州に住むジャネット・ブレナンという女性は、30年以上も前から自分の分身を見るようになったという。
彼女が初めて自分の分身を意識し始めたのは12歳のころだった。

ある秋の日、彼女はお姉さんと一緒に家の一階でテレビを見ていた。
するとお姉さんの友達の男の子が家に訪ねてきて、「ジャネット、さっき手を振ったのに何で無視するのさ!」と言う。

「手を振ったってどういうこと?」とジャネットが聞き返すと、
「さっき君が二階の部屋の窓辺に立っていたから僕が手を振ったのに無視したじゃないか。」

「それっていつのこと?」「ほんの今さっきだよ。」
ほんの今って・・私はずっと一階の部屋でテレビを見ていたのよ。」

気持ちが悪くなって二階に上がってみたがやはり何の異変も感じられない。
この事件から数年たって彼女は、全然身に覚えのないところで「あなたを見た」という話をたびたび聞くようになった。





164 名前:2/2[] 投稿日:2009/08/24(月) 22:12:11.45 ID:Ie1eEyYm0

目撃される彼女は、なぜかいつも母親と一緒に車に乗っている場面ばかりだった。
その二人は、友達が大きな声で声をかけても手を振っても、いつも無視するという。

分身は大学に入学してからは更にたびたび現れるようになり、友達から覚えのないことで文句を言われることが増えてきた。
だいたい、「さっき廊下で声をかけたのに何で無視するの!」といったものが多かったらしいが、
それがもとで人間関係がまずくなったり、縁が切れてしまった友達もいたりして彼女も困り果てていた。

そして数年たって彼女も結婚し、夫と子供2人の四人暮らしをするようになった。
そんなある夜、ジャネットの住んでいる地方が激しい嵐に見舞われた。
子供たち二人は二階の部屋でそれぞれ別々に寝ている。

子供たちが自分の部屋の窓を開けっ放しにしていないか、彼女は夫と二人で確認に上がった。
夫は息子の部屋に入り、彼女は娘の部屋に入った。そして息子の部屋から出てきた夫が彼女にこう言った。

「ジャネット、先に部屋に入ったのなら何で窓を閉めなかったのさ。」
「え・・。私にあなたと同じ部屋になんか入ってないわよ。」

「そんなことないだろ。僕が部屋に入ったら君はもう、窓際に立っていたじゃないか。
僕が別の窓を閉めて振り返ったら、もう君はいなかった。」
「そんな・・私は娘の部屋にしか入ってないのに・・。」

しかし夫はジャネットがその夜着ていた青いガウンをはっきり見ているのである。
「またあの現象だわ・・。」彼女はピンときたが、その場はなんとか適当なことを言ってとりつくろった。

彼女に昔からつきまとっているドッペルゲンガーはまだ消えない。
最近では自分の娘にさえドッペルゲンガーが現れるようになったという。こういう体質は遺伝するのだろうか。



3. 2009/08/27 17:51
こういうの好きだ
ゾクゾクする
6748. 2010/11/26 00:01
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